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エルサルバドル「ビットコインシティの模型画像」を公開|市街地・空港・展望台なども

エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2022年5月10日に、同国で建設に向けた取り組みが進められている仮想通貨推進都市「ビットコインシティ」の全体像や細部をイメージして構築された模型画像を公開しました。

今回の発表では「ビットコインシティの市街地・ランドマーク・空港・展望台」などの画像が公開されています。

ランドマーク・空港・展望台などの建設も予定

エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2022年5月10日に、同国で建設に向けた取り組みが進められている仮想通貨推進都市「ビットコインシティ」の全体像や細部をイメージして構築された模型画像を公開しました。

「ビットコインシティ」は2021年11月に発表されたエルサルバドルの仮想通貨推進都市であり、所得税や固定資産税などといった消費税以外の税金を免除する他、火山の地熱発電を利用することによって”二酸化炭素(CO2)排出量ゼロ”を実現する計画であることなども報告されています。

ブケレ大統領は10日に投稿した複数のツイートで「ビットコインシティの全体像・ランドマーク・空港・展望台」などの画像を投稿しており、『模型は金色で構築されているが、実際の街は緑(木)と青(海)で構成される』とコメントした上で、樹木が街のあらゆる場所に植えられることを説明しています。


なお、ビットコインシティの建設費は同国で発行される予定の「ビットコイン債(ボルケーノ債)」によってまかなわれる予定となっていますが、今年3月には「ロシアとウクライナの情勢などによって仮想通貨価格が下落して市場が不安定になっていること」などを理由として、発行予定時期が2022年3月から「2022年上半期〜2022年9月」に延期されたことが発表されています。

ビットコイン価格はここ最近で下落傾向が強まってきており、エルサルバドル政府の政策やビットコインシティの建設に対しては一部から批判的な声もあがっていますが、ブケレ大統領は現在もBTCに対する強気姿勢を崩しておらず、先日10日には「エルサルバドル政府が新たにビットコインを500BTC買い増ししたこと」が発表されています。