火星を舞台にした非常にリアルなメタバースプラットフォーム「エバードーム(Everdome/DOME)」は2022年5月15日に、火星での移住先となる『Everdome City』のプレビュー画像を初めて公開しました。エバードームシティは火星に実際に存在する『ジェゼロクレーター』の西側に建設されるとのことで、今回の発表ではこのクレーターの周辺マップも公開されています。
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Everdome City・ジェゼロクレーター周辺マップ公開
エバードーム(Everdome/DOME)は2022年5月15日に、Everdomeの仮想空間プラットフォームを利用するユーザーの火星での移住先となる『Everdome City(エバードームシティ)』などのプレビュー画像を初めて公開しました。
街はジェゼロクレーター西側に建設
Everdome City(エバードームシティ)は実際の火星にも存在する「Jezero(ジェゼロ)」と呼ばれるクレーターの西側に建設されているとのことで、「Nerteva Valley」の端にある小さなクレーター「Belva Crater」に寄り添うように建っていると説明されています。
ジェゼロ・クレーターはNASA火星探査プログラムのミッション「マーズ2020」の火星ローバー「パーサヴィアランス」が2021年2月18日に着陸した場所であり、35億年以上前に湖が存在していた可能性があることから『生命の痕跡を発見できるのでは』と注目されています。
ジェゼロ宇宙港からエバードームシティに
Everdomeの仮想空間で宇宙船に搭乗する乗客は、このジェゼロ・クレーターの中心にある『ジェゼロ宇宙港』に降り立つことになるとのことで、今回の発表ではその周辺マップも公開されています。
マップ中央にある『ジェゼロ宇宙港』に到着したプレイヤーはモノレールに乗って『エバードームゲート』を通り抜けることになるとのことで、エバードームゲートの先には六角形でできた『エバードームシティ』が広がっているとされています。
エバードームシティは6つの地区で構成
六角形でできたエバードームシティの6つの角には「6つの異なるゲート」が存在しており、街全体は合計6つの地区に分けられていると説明されています。
なお、今月初めに公開された土地マップでは「エバードーム本部」を中心として「金融地区、テクノロジー&イノベーション地区、スポーツ&エンタメ地区、ウェルビーイング地区、デザイン地区、ビジネス地区」という6つの地区に分けられていることが報告されていました。
Everdomeの土地はポーランドで人気の格闘技団体である「FAME MMA」や、フランス出身のレーシングドライバーである「Pierre Gasly(ピエール・ガスリー)氏」などによって購入されており、公式サイトで公開されている土地マップでは各土地の所有者情報なども更新されているため、今後の新たな発表には注目が集まっています。