前澤友作氏は2022年9月2日に、同氏が主導する”みんなで会社を作ろう”をテーマにした分散型自律組織「MZDAO」が9月上旬から段階的に新規メンバーを募集することを発表しました。今後のメンバー募集ではクレジットカードを有していない方も初期メンバーとして参加できるとのことで、招待制募集や第二期メンバー募集を年内に開始する予定であることも報告されています。
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MZDAO「今後の新規メンバー募集予定」を発表
前澤友作氏は2022年9月2日に、同氏が主導する”みんなで会社を作ろう”をテーマにした分散型自律組織「MZDAO」が9月上旬から段階的に新規メンバーを募集することを発表しました。
「MZDAO」は先月12日に活動をスタートした『みんなで参加して、みんなで育てて、みんなで儲けよう』をコンセプトとした前澤氏主催のオンラインコミュニティであり、これまでには参加メンバー間で意見を出し合って事業を展開したり、貢献度に応じて各メンバーにトークンやストックオプションなどの報酬を提供する計画があることなどが明かされています。
2022年7月30日に開始された「MZDAOの初期メンバー募集」では、元々”初期メンバー1万人を募集する”と説明されていたにも関わらず募集開始から3時間以内に参加メンバーが1万人を突破、最終的には22万人以上が初期メンバーとして参加したことが報告されていましたが、今回の発表では2022年9月上旬から段階的に新規メンバーを募集することが報告されています。
最初の初期メンバー募集には「コミュニティ参加費月額500円をクレジットカードで支払える人のみ」が参加可能となっていたため、SNS上などでは『PayPayなどの電子決済にも対応してほしい』という声が出ていましたが、2022年9月上旬の募集では「クレカ未所持の初期メンバー募集」を実施すると報告されています。
その後9月下旬には、初期メンバーから招待URLを受け取った人のみが参加できる「初期メンバーからの招待制募集」が開始されるとのことで、2022年10月中旬には「第二期メンバー募集」が開始される予定だと報告されています。
MZDAOで進められている活動の詳細は明らかにされていないものの、SNS上では初期メンバーとして参加したメンバーに「初期メンバーバッジ」が付与されていることも報告されており、先日2日のツイートでは2022年8月のメンバー退会率が0.3%と少ない数値であったことなども報告されています。
ZOZO株売却資金は「MZDAOの事業資金」に
前澤友作氏が創設した「ZOZO」は、同社の主要株主であった前澤友作氏が2022年8月19日付けでZOZOの株式270万株を売却したことを発表していましたが、前澤氏は8月22日のツイートで「ZOZOの株式売却で得た約86億円の資金を”MZDAOの事業資金”として活用する予定であること」も明かしています。
MZDAOはコミュニティ参加費として月額500円を徴収しているため、1ヶ月あたり1億円以上の参加費が集まっているとみられており、「MZDAOは参加メンバー100万人を目指している」ということも報告されているため、今後はMZDAOから大規模な分散型プロジェクトが立ち上げられる可能性があると注目されています。