ビットコイン(BTC)を大量に保有していることで知られる米国のビジネスインテリジェンス企業「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」が、少額のBTCを低コストかつ迅速に送金することができる技術「Lightning Network(ライトニングネットワーク)」を活用したサービス開発に向けて開発者を募集していることが明らかになりました。
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ビットコイン関連の開発経験持つ人材を募集
ビットコイン(BTC)を大量に保有していることで知られる米国のビジネスインテリジェンス企業「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」が、少額のBTCを低コストかつ迅速に送金することができる技術「Lightning Network」を活用したサービス開発に向けて開発者を募集していることが明らかになりました。
Lightning Network(ライトニングネットワーク)とは、ビットコインのブロックチェーンが抱える拡張性・処理速度・送金手数料などの課題を解決するために考案されたレイヤー2技術であり、ブロックチェーンの外(オフチェーン)で取引を行うことによって、少額のBTCを迅速かつ非常に安い手数料で送金することができるようになっています。
MicroStrategy(マイクロストラテジー)はビットコインを長期的に購入・保有し続けていることでも知られるNASDAQ上場企業であり、2022年9月20日には「301BTCを追加購入したことによって、マイクロストラテジーが保有するBTCが合計13万BTCになったこと」も報告されていましたが、今回は「SmartRecruiters」に掲載されている求人募集でMicroStrategyがライトニングネットワークを活用したサービスの開発を予定していることが明らかになりました。
「SmartRecruiters」に掲載されている情報によると、MicroStrategyは「ビットコインブロックチェーン・ライトニングネットワーク・分散型金融(DeFi)などの技術を活用したソフトウェアソリューションを構築した経験を持つ人材」を募集しているとのことで、募集されている人材の仕事内容については以下のように説明されています。
役割:MicroStrategyの「Bitcoin Lightning Software Engineer」として、Lightning NetworkベースのSaaSプラットフォームを構築し、サイバーセキュリティの課題に対する革新的なソリューションを企業に提供し、新しいeコマースのユースケースを可能にする。
SaaS(Software as a Service)とは、クラウドサーバーにあるソフトウェアをインターネットを経由して利用できるサービスであり、「インターネット上へのデータ保存・マルチデバイスに対応・複数人で利用可能」などの特徴を有しています。
このサービスの詳細については明らかにされていないものの、マイクロストラテジーがビットコインの購入・保有以外でBTC関連サービスを検討していることなどは以前から報じられていたため、今後の取り組みや公式発表には注目が集まっています。
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