ランニングシューズやウォーキングシューズなどで知られる有名スポーツブランド「Reebok(リーボック)」が、メタバース進出に向けてNFT関連の商標を出願したことが明らかになりました。
こちらから読む:The Sandbox、11月25日からLAND販売「メタバース」関連ニュース
NFT・バーチャルグッズなどに関する商標出願
ランニングシューズやウォーキングシューズなどで知られる有名スポーツブランド「Reebok(リーボック)」がメタバース進出に向けてNFT・バーチャルグッズ関連の商標を出願したことが明らかになりました。
商標弁護士であるMike Kondoudis氏が2022年11月23日に報告した内容によると、Reebokは2022年11月18日に米国特許商標庁(USPTO)にNFT・メタバース関連の商標を2件提出したとのことで、具体的には「NFT形式の各種メディアファイル、バーチャルフットウェア・ヘッドウェア・スポーツ用品、バーチャルグッズを扱う小売店、NFT関連商品のオンラインマーケットプレイス」などが含まれると報告されています。
同氏が公開した資料の中では「仮想世界で使用するための各種アイテム」「アートワーク・テキスト・オーディオ・ビデオを含むNFT形式のマルチメディアファイル」「仮想商品を扱うオンライン店舗サービス」「NFT関連商品を売買するためのオンラインマーケットプレイス」などについて説明が行われているため、バーチャルアイテムやNFT形式のアイテムと、それらのアイテムを売買できるオンラインサービスが展開される可能性があるとみられています。
Reebokは昨年4月に100足限定のNFTスニーカー2種類を発行して注目を集めていましたが、今回の商標には「シューズ・衣類・被り物・メガネ・バッグ・アクセサリー・おもちゃ」などといった様々な商品が含まれることが説明されているため、今後はメタバース・NFT関連の製品やサービスが本格的に展開されていく可能性があると期待されています。
ここ最近では有名スポーツブランドがメタバース・NFT領域に続々と進出してきており、今月はNikeがデジタルアイテムの収集やバーチャル体験など包括的なサービスを提供するWeb3プラットフォーム「.SWOOSH」を発表している他、adidas Originalsからはメタバースで着用できる3DデザインのウェアラブルNFTコレクション「Virtual Gear」も発表されています。