暗号資産BATなどを活用したプライバシー重視の次世代ブラウザ「Brave(ブレイブ)」は2023年2月7日に、BraveのiOS版とAndroid版でソラナ(Solana/SOL)の分散型アプリケーション(DApps)をサポートしたことを発表しました。これにより、Brave Walletのユーザーはブラウザから離れることなく「Solana DApps」にウォレットを接続することができるようになりました。
Braveアプリ内でSolanaウォレットを簡単接続
Brave(ブレイブ)は2023年2月7日に、BraveのiOS版とAndroid版でソラナ(Solana/SOL)の分散型アプリケーション(DApps)をサポートしたことを発表しました。
Braveは複数の暗号資産に対応した仮想通貨ウォレット「Brave Wallet」を標準搭載しており、昨年7月にはデスクトップ版ウォレットが「Solana DApp」に対応したことが発表されていましたが、今回の発表では新たにiOS・Android版のBrave WalletがSolana DAppに対応したことが報告されています。
ソラナ(Solana/SOL)のブロックチェーン上では、NFTマーケットプレイスである「Magic Eden」や、Move to Earn(M2E)を採用したフィットネスアプリ「STEPN」など様々なサービスが展開されていますが、今回のアップデートによってBraveブラウザから離れることなくそのようなSolana DAppsにウォレットを接続することができるようになりました。
Solanaのウォレットアカウントを追加している最新版のBraveアプリでSolana DAppの公式サイトにアクセスしたり、各種DAppsでウォレットを接続しようとすると「ウォレット接続の許可を求める画面」が表示されるため、その項目を選択してウォレット接続を許可すれば、簡単な作業で自分のウォレットを接続することができるようになっています。(※偽サイトなどにウォレットを接続しないよう注意が必要です)
Braveはデスクトップ・アプリ版の各種機能を強化し続けており、昨年9月には翻訳機能を搭載したデスクトップ版ブラウザをリリース、昨年12月にはBrave Walletが「Unstoppable Domains」のドメインをサポートしたことなども発表されています。