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チリーズ:新たなレイヤー1ブロックチェーン「Chiliz Chain」を正式ローンチ

Web3製品構築のためのインフラを提供

チリーズ(Chiliz/CHZ)は2023年5月10日に、Chilizプロジェクトで開発が進められてきた新たなレイヤー1ブロックチェーン「Chiliz Chain」のメインネットが正式にローンチされたことを発表しました。

Chiliz Chainは、イーサリアム仮想マシン(EVM)との互換性を有する新たなレイヤー1ブロックチェーンであり、『スポーツチームやブランドとコミュニティの間におけるよりスケールの大きな交流と直接的な関係を促進するWeb3製品を構築するためのインフラを提供する』と説明されています。


ステーキングも可能な「PoSA」を採用

このブロックチェーンは、安い手数料・ブロック生成時間の短縮・エネルギー使用量の大幅削減などを実現する「Proof-of-Stake Authority(PoSA)」と呼ばれる仕組みを採用しています。

Chiliz Chainで発生する全ての手数料は、日本国内の暗号資産取引所にも上場している仮想通貨「CHZ」で支払われることになっており、CHZ保有者は”CHZのステーキング“で報酬を得ることもできると説明されています。

この新チェーンでは、11のアクティブなPoSAノードバリデータのシステムが導入される予定で、バリデータには「ブロックチェーン界で最も重要な意味を持つ団体」や「スポーツ界をリードする企業」が参加して安全な環境を構築するとされています。

最初に公開されるバリデータは「Jump Crypto、Paribu、Just Mining(Meria)」で、今後はさらに多くのバリデータが発表される予定となっています。

Chiliz Chain活用プロジェクトも発表予定

Chiliz Chainのメインネットが公開されたことによって、世界中のスポーツチームやブランドは150以上のメジャーチームが参加しているスポーツネットワークや仮想通貨CHZを活用した体験・製品・サービスを構築することができるようになりました。

チリーズは、Chiliz Chainを通じて「Web3における主要スポーツブランドの拠点となること」を目指しており、Jump Cryptoが支援する5,000万ドル規模のアクセラレーター・インキュベータープログラムである「Chiliz Labs」を通じてこれを促進するとも説明しています。

今後数ヶ月の間には、Chiliz Labsがインキュベートする多数のWeb3スポーツプロジェクトが発表される予定で、プロジェクトの中には以下のようなものが含まれる予定だと報告されています。

「Chiliz Chainハッカソントーナメント」も開催

今回の発表では、世界中の主要なスタジアムやスポーツアリーナで「Chiliz Chainハッカソントーナメント」を開催することも発表されています。

このハッカソントーナメントでは、Web3スポーツの未来を構築することに専念するグローバルコミュニティの創設を目指して、開発者にインスピレーションを与えていくとのことで、ハッカソン大会の詳細は近日中に発表されると説明されています。

「Chiliz」のCEOであるAlexandre Dreyfus氏は、公式発表の中で次のようにコメントしています。

世界のスポーツコミュニティに向けて、「スポーツブロックチェーン」であるChiliz Chainを正式に紹介できることを誇りに思います。私たちはこの瞬間に向けて長い間構築を続けてきました。そう、これは私たちにとって大きな前進なのです。

イノベーションへの長期的なコミットメント・ネットワーク・新しいパートナーシップ・スポーツに焦点を当てたブロックチェーンプロジェクトの育成を通じて、Chiliz ChainはスポーツにおけるWeb3のバックボーンを形成し、チーム・ブランド・ファンのための次世代の製品・体験・サービスを支えるインフラを提供するまでに成長していくことでしょう。