200週移動平均線をベースにBTC価格予想
ビットコイン(BTC)の価格予想で知られる著名アナリストのPlanB氏は2023年7月16日に公開したYouTube動画の中で「ビットコイン価格は2024年の半減期に4万ドル〜5万ドル(約560万円〜700万円)になる可能性がある」との予想を語りました。
半減期とは、ビットコインのマイニングで得られる報酬が半分になるタイミングのことであり、記事執筆時点の予測では2024年4月16日頃に次の半減期が訪れると予想されています。
PlanB氏は今回の動画で200週移動平均線(200WMA)を用いてビットコイン価格予想を行っており、半減期が約4年周期で訪れることから「200週移動平均を使用するのは理にかなっている」と語っています(※200週は約4年に相当)。
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「1BTC=5万ドル」を予想する理由
ビットコインは前回の下落時に200WMAを下回っていましたが、PlanB氏現在のビットコインが200WMAを上回っていることを指摘した上で「ビットコインの下落相場は終わった」との見解を示しています。
さらに同氏は次の半減期までに残された時間がおよそ9ヶ月程度であることを説明して、200週移動平均は現在平均で月に約500ドルほど増加しているため、単純計算で「500ドル×9ヶ月=4,500ドル」の価格上昇が起きる可能性があることを語っています。
現在のビットコイン200週移動平均は2万8,000ドル弱であるため、これに4,500ドルをプラスすると半減期の200週移動平均は3万2,500ドル(約454万円)ということになります。
この計算では半減期のBTC価格が3万2,500ドルということになりますが、PlanB氏は過去のデータから実際の価格は50%ほど増加するとして「4万ドル〜5万ドル(約560万円〜700万円)」の価格予想を示しています。
2024年以降のビットコイン価格に関する予想は強気なものが多く、最近では以下のような予想が語られています。
・半減期に向けた最大15倍の価格上昇予想
・2024年末の目標価格は125,000ドル
・2024年末に12万ドルまで上昇する可能性
・AI採用で最大76万ドルになる可能性
なお、多くのアナリストは「ビットコインの半減期」を重要な節目と捉えていますが、著名アナリストのCrediBULL Crypto氏は「半減期に縛られない別のサイクル」をベースに価格予想を行った上で、”2023年内の過去最高値更新”を予想しています。
最後の第5波がまもなく到来?