10万ADA以上保有するクジラが「25,294」まで増加
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)を大量に保有する「サメ」や「クジラ」と呼ばれるウォレットが、過去数ヶ月間でADA保有量を増やしてきていることが明らかになりました。
仮想通貨分析企業「Santiment」によると、100,000 ADA以上を保有するウォレットの数は過去16ヶ月間の最高値となる「25,294」に達していると報告されています。
? カルダノの時価総額は4ヶ月前に最高値を記録してから35%下落しているため、カルダノに対するトレーダーのセンチメントは引き続き低い状態となっています。
しかし、サメやクジラはそれほど落胆していません。現在、10万ADA以上を保有するウォレットの数は25,294に達しており、この16ヶ月間で最多を記録しています。
BTCクジラにも動き
価格低迷の裏で「ADA蓄積」の動き
ADA価格は昨年末に30円付近まで下落して以降40円前後での推移が続いており、今年4月に60円台まで回復した後、6月には再び37円付近まで下落していました。
しかし、Santimentが今回公開したデータでは「10万以上のADAを保有するウォレットの数が今年4月頃から再び順調に増えてきていること」が示されているため、大口保有者は価格低迷の裏でADAを買い集めている可能性があると考えられます。
より長期的な範囲で見ると、10万ADA以上を保有するクジラの数は2022年7月頃から徐々に増えているため、過去1年間以上に渡ってADAの蓄積が行われていることがわかります。
一般的な傾向として、仮想通貨を大量に保有するクジラは「価格が下落・低迷している時に保有量を増やして、価格が上昇した時にそれらの仮想通貨を売却する」という傾向があるため、現在は本格的な強気相場の到来に向けた買い増しが続けられている可能性があると予想されます。
カルダノ(Cardano/ADA)では新しいサービスやソリューションの開発も順調に進められており、今年11月には大型イベントとなる「Cardano Summit 2023」も開催される予定となっているため、今後の成長には期待が高まっています。
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