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BlackRockのビットコインETF「7億8,830万ドル」の資金流入|過去最高額を更新

3月5日だけで約1,181億円相当の資金流入

世界最大の資産運用会社BlackRock(ブラックロック)の現物ビットコインETFである「IBIT」の資金流入額が2024年3月5日に「7億8,830万ドル(約1,181億円)」に到達し、過去最高額を更新したことが「Farside Investors」の報告で明らかになりました。

IBITの流入額が最も多かったのは2024年2月28日の「6億1,210万ドル」だったものの、今月5日にはこの記録を大幅に更新して「7億8,830万ドル」の資金流入が記録されています。

ビットコインETFのデイリーフロー

ブラックロック US$ フロー:7億8,830万ドル

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2024年3月5日までのビットコインETF流入額(画像:Farside Investors)

BTCは価格急落後に「66,000ドル」まで回復

ビットコイン価格は本日6日に69,000ドル(約1,034万円)から59,500ドル(約892万円)まで急落したものの、その後は再び価格が上昇して、記事執筆時点では66,000ドル(約990万円)まで回復しています。

2024年2月26日〜2024年3月6日 BTC/USDの1時間足チャート(画像:TradingView)

BTC価格が米ドル建て過去最高値付近まで回復した後に価格が急落したことによって、仮想通貨業界では「BTCの短期的な下落・調整」を予想する意見も出ていますが、ビットコインETFでは現在も巨額の資金流入が続いているため、「それほど大きな下落は起きない」と予想する見方も出ているようです。

ビットコインでは2024年4月半ば頃に「半減期」が予定されているため、マイニングで新規発行されるBTC枚数はさらに少なくなりますが、現物ETFなどの影響でBTCの買い圧力は高まり続けているため、長期的にはさらなる価格上昇が起きる可能性があると予想されています。

「BTCの価格高騰が続いていること」や「米ドル建ての過去最高値に到達したこと」などを踏まえると、今後は下落・調整に対する警戒感が高まることになると予想されますが、仮にBTC価格が下落したとしても「買いのチャンス」と捉えられる可能性が高いと予想されます。

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