「Starbucks Odysseyの終了」を発表
Starbucks(スターバックス)は2024年3月15日に、スターバックスが一部顧客向けにベータ版として提供していたNFT活用の報酬プログラム「Starbucks Odyssey」の提供を2024年3月31日をもって終了することを発表しました。
Starbucks Odyssey(スターバックス・オデッセイ)は、Web3技術を活用した報酬プログラムであり、2022年12月には米国内の一部顧客やスタッフ向けにベータ版サービスの提供を開始、その後は数量限定のNFTコレクションも展開されていました。
このプログラムは、ポリゴン(MATIC)を基盤としたNFTでスタンプラリー体験を提供するもので、”ジャーニー”と呼ばれる体験に参加してスタバやコーヒーの知識を深めながらスタンプとポイントを集め、最終的には特別な特典や体験が得られる仕組みとなっていました。
しかし、Starbucks Odysseyのベータ版サービスは2024年3月31日に終了するとのことで、残されたジャーニーは2024年3月25日までに完了する必要があると説明されています。
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プログラム終了の理由は?
Starbucks Odysseyのベータ版サービスを終了理由については「プログラムを進化させ続ける中で、次のステップに備えるために終了する必要がある」と説明されています。
次なる展開の詳細については明らかにされていないものの、公式発表の中では「ベータ版プログラムは終了するが、我々は次の展開を楽しみにしている」ともコメントされています。
同社は「スターバックスのコミュニティとロイヤルティを促進するさまざまな方法をテストする機会を得られたことに感謝している」ともコメントしているため、今後は新しいWeb3関連サービスが発表される可能性もあると期待されます。
スタンプやポイントの取り扱いについて
Starbucks Odysseyで獲得したポイントはプログラム終了後に失効するものの、獲得したスタンプは今後も「Nifty Gateway」で利用できると説明されています。
また「Odysseyマーケットプレイス」は「Niftyマーケットプレイス」へと移行するとのことで、Niftyマーケットプレイスでは引き続きスタンプの売買・譲渡が可能だとされています。スタンプは外部ウォレットに移動させて他のプラットフォームで取引することも可能です。
Starbucks OdysseyのDiscordサーバーは2024年3月19日に閉鎖されるものの、今後はプログラムの進化に向けてメンバーがつながる場所を提供できるよう取り組んでいくとも説明されています。
スターバックスは数年前からブロックチェーン技術の活用を進めており、2020年8月にはスターバックス利用者がコーヒー豆の生産情報などを簡単に確認できるようにするためのトレーサビリティツールを導入したことも発表されています。
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