Brave Wallet、カルダノ（ADA）の統合を完了｜NIGHTトークンの請求も簡単に

2025年10月4日 11:29

Brave Walletがカルダノ（ADA）に対応

暗号資産（仮想通貨）関連機能を備えたプライバシー重視の次世代ブラウザを展開しているBrave（ブレイブ）は2025年10月3日に、Braveブラウザ内蔵ウォレットである「Brave Wallet」でカルダノ（Cardano/ADA）の統合を完了したことを発表しました。

Brave Walletは、複数のブロックチェーンに対応しているBraveブラウザ標準搭載の仮想通貨ウォレットであり、様々な仮想通貨をまとめて管理したり、Webサイトにウォレットを接続して仮想通貨を使用することができるようになっていますが、今回はこのBrave Walletが新たにカルダノ（ADA）のブロックチェーンをサポートしたことが報告されています。

これによって、BraveのユーザーはBrave標準搭載のウォレットでカルダノチェーン上の暗号資産を保有・管理・送受信・交換・使用したり、カルダノ関連のガバナンスに参加したりできるようになりました。

Big news: Cardano is now fully integrated into the Brave browser! 🎉

You can manage assets, execute transactions and participate in governance in the browser without an extension. Just use Brave's built-in wallet!

— Brave (@brave) October 2, 2025

ビッグニュース：カルダノがBraveブラウザに完全統合されました！🎉

資産管理・取引の実行・ガバナンスへの参加が拡張機能なしでブラウザ上からできるようになりました。Brave内蔵ウォレットをそのまま使えばOKです！

Midnightエコシステム・Glacier Dropへの参加も容易に

Braveの公式発表では、今回のカルダノ統合によってプライバシー強化型ブロックチェーンである「Midnight」のエコシステム参加が簡単になり、NIGHTトークンを無料配布する「Glacier Drop」にシームレスに参加できるようになったことも強調されています。

Midnight（ミッドナイト）は、プライバシーを保護した取引を可能にするカルダノエコシステム内のサイドチェーンプロジェクトであり、現在はMidnightのガバナンストークンである「NIGHT」を対象者にエアドロップ（無料配布）する「Glacier Drop」の請求手続きも開始されています。

Glacier Dropは、対象期間中に以下8つのブロックチェーンのいずれかのネイティブトークンを100ドル相当以上保有していた人を対象としてNIGHTトークンを無料配布するものであり、NIGHTトークンは未使用のカルダノウォレットで受け取る必要があるため、エアドロップ報酬を受け取るためにはやや複雑な手続きを行う必要がありましたが、今回のカルダノ統合によって「Brave Wallet」のユーザーも簡単にNIGHTトークンを受け取れるようになりました。

Braveの共同創設者兼CEOであるBrendan Eich氏と、カルダノ共同創設者のCharles Hoskinson氏は、今回のカルダノ統合完了について次のようにコメントしています。

今回の統合完了は、Brave WalletをWeb3にアクセスする最も安全な方法にするという私たちの使命を前進させるものです。カルダノ対応によりマルチチェーンの選択肢が広がり、拡張機能や余計な手順なしに日常的な利用体験を改善します。私たちは、コミュニティにプライバシー中心のアプリケーションへのスムーズな道を提供できることを嬉しく思います。

– Brendan Eich氏（Brave共同創設者兼CEO）

カルダノをBrave Walletにネイティブ統合することは、利便性、ガバナンス、そして成長にとって大きな成果です。これにより何百万人ものプライバシー重視ユーザーが、ADAやカルダノ資産の利用、オンチェーン意思決定への参加を簡単に行えます。同時に、Glacier DropやNIGHT受け取りのハードルを下げることで、初心者からベテランまで誰もがスムーズに参加可能になります。

– Charles Hoskinson氏（カルダノ共同創設者）

なお、NIGHTエアドロップの詳細確認や請求作業は「Midnightの公式サイト」から行うことが可能で、Braveの公式発表では『Brave WalletのユーザーはGlacier Dropの設定をわずか数秒で行うことができる』とも説明されてます。

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source：Brave発表
サムネイル：AIによる生成画像

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BITTIMES（ビットタイムズ）編集部

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