リップル(Ripple)の共同設立者兼COOであるChris Larsen(クリス・ラーセン)氏は、同社が現在100社を超える企業との契約を結び、今後の準備を整えていることを明らかにしました。同社のネットワークは現在、水面下で急速に拡大し続けています。
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Ripple(リップル):100社以上と契約
Chris Larsen(クリス・ラーセン)氏は、アメリカ・カリフォルニア州で開催された『Crypto Finance Conference(クリプト・ファイナンス・カンファレンス)』で講演を行った際に、Ripple社が100社以上の企業と契約を結んでいることを明かしました。
講演を行うラーセン氏の背景に映し出された画像には、Ripple社が現在契約を結んでいる100社以上の企業の一部が描かれています。
これらの企業は、Rippleの技術をテストするだけでなく。今後もリップル社の製品を商業的に利用していくためにしっかりと取り組んでいることを意味しています。
Ripple社は、
・金融機関のスピード向上
・取引の正確な追跡
・コストの削減
などを支援することができる、一連のソフトウェアソリューションを提供しています。
仮想通貨リップル(XRP)は、それらのソリューションのひとつである『xRapid』で使用されます。xRapidはクロスボーダー決済を改善するためのRipple社の重要なソリューションのひとつです。
Ripple社CEOの過去のコメント
RippleのCEOであるBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)氏は、同社が1週間に1つの銀行と契約していると以前から述べています。
2018年は信じられないほど充実した年です。
私たちは現在、1週間に1つの銀行と契約を結んでいます。
最近の発表では、クウェートでも最大規模の銀行である『National Bank of Kuwaits(ナショナルバンク・オブ・クウェート)』と契約を結んだこと発表しました。
Rippleがこのまま勢いに乗り続けることができれば、ネットワーク効果に繋がるでしょう。
参加者が多いほど、参加する価値は高くなります。
なので私たちは、その勢いを構築しているのを見ています。
Ripple社のパートナー企業
Rippleの公式サイトでは、現在以下のような企業がメンバーとして公開されています。しかし、このリストはこれまでに発表された提携企業や金融機関の一部でしかありません。
ここではそれら数多くの企業を全てあげることはできませんが、世界各地で報告されている提携企業を合わせるとRipple社のネットワークがここ数ヶ月間で急速に拡大していることは明らかです。
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リップル(XRP)の価格|2018年9月6日
Ripple社は現在、XRPの総発行枚数の6割を保有しており、その内91%は預託として保管されています。XRPは現在、1XRP=32円前後で取引されています。
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