SBIホールディングスは、同社の子会社である「SBI Ripple Asia」が提供するスマートフォン用送金アプリ「Money Tap(マネータップ)」の提供を2018年10月4日から開始したことを発表しました。ブロックチェーン企業であるリップル社のソリューションを活用したこのアプリケーションは、銀行口座間でのお金のやり取りを365日いつでも簡単に手数料無料で行うことができる魅力的なサービスを提供しています。
こちらから読む:Money Tapのサービスを支える「Rippleソリューション」とは?
スマートフォン向け送金アプリ|Money Tap(マネータップ)
Money Tap(マネータップ)は、SBIグループとRipple社の合弁会社である「SBI Ripple Asia」が複数の銀行と共同開発したスマートフォン向け送金アプリです。このアプリケーションには、Ripple社が提供するソリューションである「xCurrent」の技術が用いられているため、従来の方法よりも遥かに効率的に「銀行口座から銀行口座への送金」を処理することができるようになっています。
2018年10月の時点では、
・住信SBIネット銀行
・スルガ銀行
・りそな銀行
の3行がアプリに対応しており、iOS、Androidの両方の端末で利用することができるようになっています。
Money Tapの特徴
24時間365日いつでも送金可能
「Money Tap」に対応している銀行口座であれば、同じ銀行同士ではなかったとしても24時間365日いつでも直接送金することができるようになっており、送金も数秒間で完了することができます。このアプリを利用すれば、送金に必要な情報を入力して画面を数回タップするだけで送金を完了することができるため、従来よりも遥かに簡単な方法で個人間でのお金のやりとりを行うことができるようになります。
送金先の指定は「電話番号」や「QRコード」でも
送金先の指定方法としては「銀行口座番号」だけでなく「携帯電話番号」や「QRコード」でも送金できるようになっているため、口座番号や支店名を入力する手間を省くことができます。
また発行された受け取り用の「QRコード」を印刷して店頭におけば、実質的に「QRコード決済」の手段としても利用することができるため、個人営業の店舗を経営している方などは、このアプリをダウンロードするだけで無駄な費用を抑えつつ、「MoneyTap」ユーザーに新たな決済方法を提供することもできます。
「生体認証機能」でセキュリティ面も安心
セキュリティ面の対策として、指紋などを用いた「生体認証機能」も組み合わされているため、パスワードを盗み取られることなどを心配する必要もなく、より安心してスムーズに送金を行うことができます。
戦略的な送金手数料設定
送金手数料に関してはそれぞれの銀行が個別に設定することになっているものの、現在アプリに対応している3銀行は、1回3万円、1日10万円までの送金は手数料無料となっています(*1)。
(*1)2018年10月時点
金融機関 | 同行あて | 他行あて |
住信SBIネット銀行 | 0円 | 0円 |
スルガ銀行 | 0円 | 0円 |
りそな銀行 | 0円 | 0円 |
「無料で送金できる金額の上限」を設定することによって、これまでは『手数料がもったいない』といった理由などから現金で取引が行われていた「少額送金」の面においてもアプリを通じて気兼ねなく送金を処理することができるようになっています。
無料で利用を開始することができる「Money Tap」は、10月4日から「App Store」及び「Google Play」でダウンロード可能となっています。より詳しい情報やアプリのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。
Money Tapの公式サイトはこちら
iOS版のダウンロードはこちら
Android版のダウンロードはこちら