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ビットコイン価格は今後「約22万円」に|下落市場は18ヶ月間続く可能性:Arthur Hayes


仮想通貨取引所BitMEX(ビットメックス)のCEOであるArthur Hayes(アーサー・ヘイズ)氏は、暗号通貨市場で見られている下落相場は今後18ヶ月間に渡って続き、ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2,000ドル(約226,000円)にまで下落する可能性があると語っています。

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価格予想が徐々に弱気に|アーサー・ヘイズ

Arthur Hayes(アーサー・ヘイズ)氏は、今年の5月の時点ではビットコイン価格は2018年末までに約5万ドル(約550万円)に達するとの予測を語っており、強気な立場をとっていました。

同氏はその当時から『3,000〜5,000ドル(約33〜55万円)の範囲で底をつくことは間違いない』と語っており、今年7月には価格が大幅に下落した後に再び大きく回復するため『大きなボラティリティに期待すべき』だと語っていました。

しかしながら実際にはその後も大きな価格変動は見られておらず、価格も70万円前後での推移を続けています。このように長期的に継続している弱気市場を受けたヘイズ氏は、過去の予想をさらに切り下げています。

BTC価格下落の開始時期

ヘイズ氏は、ビットコインの市場における新たな弱気市場は、BTC価格が200日移動平均線を(DMA)を下回った時に始まると予想しています。

同氏はこれまでにも200日移動平均線を大幅に下回ってきた歴史があることを考慮した上で、今後もさらにビットコイン価格の下落が続くと予想しており、約18ヶ月間に渡って下落が続いた後に2,000ドル(約226,000円)にまで価格が下がる可能性があると予想しています。

このように語るヘイズ氏は、自身が2,000〜3,000ドル(約22万〜34万円)が買い時だと考えていることも明かしており、ボラティリティが落ち込んでいる状態がこのまま続くのであれば、価格も緩やかに下落すると予想しています。

(画像:BitMEX)

200日移動平均線の重要性

200日移動平均線を元に予想を立てているのはヘイズ氏だけではありません。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨に強気関する強気な予想を数多く語っていることでも知られているThomas Lee(トーマス・リー)氏は最近行われたインタビューの中で、200日移動平均線を越えることができればビットコインの価格は80%の確率で上昇し、2018年末までに2万ドル(約223万円)を超える可能性もあると語っています。

リー氏はビットコイン価格を予想する上で重要となるのは「200日移動平均線」だと語っています。予想の内容には違いがあるものの、ヘイズ氏とリー氏は共に200日移動平均線に焦点を当ててビットコインの価格を予想しています。

ビットコイン価格がこれからどちらに傾くかを予想するのは難しいですが、多くの著名投資家たちは「200日移動平均線」を基準にビットコインの将来を予想しているようです。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格|2018年11月4日

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、65万〜70万円台でのサポートを維持して横ばいの状態が続いており、ボラティリティも小さくなってきています。2018年11月4日時点でのビットコイン価格は「1BTC=約72万円」となっています。

BTC/JPYの長期的なチャート(引用:bitbank)

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