オマーン大手銀行:RippleNetを活用してインドへ「国際送金サービス」開始|BankDhofar
オマーンの大手銀行「BankDhofar(バンクドファール)」は、Ripple(リップル)社の国際送金ネットワークであるRippleNetを通じてインドへの送金を数分で処理することができるサービスを開始したことを発表しました。
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インドへの国際送金を「2分以内」で
Ripple社で南アジアと中東・北アフリカ(MENA)地域のマネージングディレクターを務めているNavin Gupta氏は、2019年2月17日のツイートで「BankDhofar」がRippleNetを通じた国際送金サービスを開始したことを発表しました。
Congratulations! to Bank Dhofar - Live on Ripplenet. Now Non Resident Indians (NRI's) living in Oman can App money back home in real-time. #bankdhofar #ripplenet @Ripple pic.twitter.com/HBbSGh6tQD
— Navin Gupta (@navinblockchain) 2019年2月17日
おめでとうございます。BankDhofarがRippleNetを通じたサービスを開始しました。オマーンに住んでいる非居住インド人(NRI)は、アプリケーションを使ってリアルタイムで故郷に送金することができます。
BankDhofar(バンクドファール)は、自社のモバイルバンキングアプリにRipple社の技術を統合することによって、国際送金の送金時間を短縮しています。報道によると、Ripple社のソリューリョンを採用したことによって、インド国外からインドへの送金を2分以内で処理することができるようになったと伝えられています。
また今回の発表では、BankDhofarがRippleNetに参加したオマーンで初めての銀行であるとも伝えられています。BankDhofarは、1990年に設立されたオマーン最大級の銀行であり、公式サイトでは全国に58の支店を構えていると説明されています。
Ripple社が世界各国で展開している「RippleNet」は近年急速に成長しており、今年1月には参加している機関の数が200社を超えたことも発表されています。Ripple社のソリューションは仮想通貨業界の大手企業からも高い評価を受けており、最近では仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)や、世界最大のSNSトレードプラットフォームeToro(イートロ)のCEOもそれらのソリューリョンを活用していきたいと考えていることを明かしています。
従来の金融機関に潜む問題を解決しながら、仮想通貨業界を代表する大手企業にも評価されているRipple社や仮想通貨XRPは、今後もより多くの国や地域で採用されていくことになるでしょう。
Ripple社を高く評価する仮想通貨業界のCEOたち
2019年2月19日|リップル(Ripple/XRP)の価格
リップル(Ripple/XRP)の価格は、1XRPあたり33円前後で取引されていた18日頃から順調に回復しており、2019年2月19日時点では「1XRP=38.10円」で取引されています。