仮想通貨取引所OKJ(OKCoinJapan)の基本情報やサービスの概要、取り扱う仮想通貨・特徴・メリット・デメリットなどを初心者向けにわかりやすく解説します。
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OKJ(OKCoinJapan)とは
OKJ(OKCoinJapan)とは、グローバルに暗号資産取引所を展開している「OK Group」の日本法人「オーケーコイン・ジャパン株式会社」が日本向けに立ち上げた仮想通貨取引所です。
「OK Group」が運営しているグローバル仮想通貨取引所「OKX(オーケーエックス)」は、2018年5月に世界最大の取引所売上高を記録しており、現在も世界的に有名な大手仮想通貨取引所として知られています。
2020年3月30日に日本で”仮想通貨交換業者”としての登録を完了した「オーケーコイン・ジャパン株式会社」は、2020年8月20日から正式に暗号資産現物取引サービスの提供を開始しており、「OK Group」が保有する技術と製品を活用して仮想通貨取引の初心者から経験豊富なプロトレーダーまでの幅広いニーズに対応した仮想通貨取引サービスの提供に取り組んでいます。
取り扱う仮想通貨
OKJが取扱う仮想通貨は以下の42銘柄となっています(2024年10月時点)。
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・ライトコイン(LTC)
・エックスアールピー(XRP)
・リスク(LSK)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・オーケービー(OKB)
・アイオーエスティー(IOST)
・エンジンコイン(ENJ)
・ベーシック・アテンション・トークン(BAT)
・トロン(TRX)
・クアンタム(QTUM)
・パレットトークン(PLT)
・アバランチ(AVAX)
・ステラルーメン(XLM)
・カルダノ・エイダ(ADA)
・ディープコイン(DEP)
・ポルカドット(DOT)
・ジリカ(ZIL)
・テゾス(XTZ)
・エフィニティトークン(EFI)
・ザ・サンドボックス(SAND)
・シバイヌ(SHIB)
・ポリゴン(MATIC)
・ダイ(DAI)
・ファイルコイン(FIL)
・アービトラム(ARB)
・アスター(ASTR)
・フィナンシェトークン(FNCT)
・オアシス(OAS)
・スイ(SUI)
・マスクネットワーク(MASK)
・クレイトン(KLAY)
・ドージコイン(DOGE)
・アプトス(APT)
・ソラナ(SOL)
・エイプコイン(APE)
・メイカー(MKR)
・オプティミズム(OP)
・ネオ(NEO)
・アイオーテックス(IOTX)
サービスの種類・概要
暗号資産現物取引(取引所形式)
暗号資産現物取引(取引所形式)では、取引所形式で同社が取扱っている暗号資産を日本円との取引ペアでユーザー同士で取引することができます。注文の種類は「成行注文・指値注文」の2種類となっており、システムメンテナンス時以外は24時間365日取引することが可能です。
OKJの暗号資産現物取引サービスで提供されている取引ペアは以下の通りです。(2024年10月時点)
【円建て】
BTC/JPY、ETH/JPY、ADA/JPY、AVAX/JPY、BAT/JPY、BCH/JPY、DEP/JPY、DOT/JPY、EFI/JPY、ENJ/JPY、ETC/JPY、IOST/JPY、LSK/JPY、LTC/JPY、MATIC/JPY、OKB/JPY、PLT/JPY、QTUM/JPY、SAND/JPY、SHIB/JPY、TRX/JPY、XLM/JPY、XRP/JPY、XTZ/JPY、ZIL/JPY、DAI/JPY、FIL/JPY、ARB/JPY、ASTR/JPY、FNCT/JPY、OAS/JPY、SUI/JPY、KLAY/JPY、MASK/JPY、DOGE/JPY、SOL/JPY、APT/JPY、APE/JPY、MKR/JPY、OP/JPY、NEO/JPY、IOTX/JPY
なお、OKJは取引価格の急変を防止するための措置として「サーキットブレーカー制度」を導入しているため、約定価格が制限値幅(基準価格の上下20%)になった場合には、5分間ほど取引が中断される可能性があります。中断時間が経過した後は「Call auction方式(板寄せ方式)」によって取引が再開されます。(基準価格は複数社の価格を基に10分前の市場価格から算出)
暗号資産現物取引(販売所形式)
暗号資産現物取引(販売所形式)は、OKJを取引相手として暗号資産を売買することができる暗号資産取引サービスです。販売所サービスは「買値」と「売値」のみが表⽰される形式の暗号資産取引サービスであり、初心者でも簡単な操作で暗号資産を購入・売却することができるようになっています。
販売所で提示される「買値」と「売値」はOKJが提示しており、これらの価格には一定の差額が設定されているため、販売所サービスの取引手数料は無料となっています。
OKJの販売所サービスで提供されている取引ペアは以下の通りです。(2024年10月時点)
【販売所の取引ペア】
BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY、OKB/JPY、LSK/JPY、IOST/JPY、ENJ/JPY、BAT/JPY、TRX/JPY、QTUM/JPY、AVAX/JPY、XLM/JPY、ADA/JPY、DEP/JPY、DOT/JPY、ZIL/JPY、XTZ/JPY、EFI/JPY、SAND/JPY、SHIB/JPY、MATIC/JPY、DAI/JPY、FIL/JPY、ARB/JPY、ASTR/JPY、OAS/JPY、SUI/JPY、MASK/JPY、KLAY/JPY、DOGE/JPY、APT/JPY、SOL/JPY、APE/JPY、MKR/JPY、OP/JPY、NEO/JPY、IOTX/JPY
利用者間振込
利用者間振込は、OKJのアカウントに登録されているメールアドレスを使用することによって、OKJの利用者同士で暗号資産を送受金することができるサービスです。
日本円の移動は不可となっていますが、暗号資産の移動はブロックチェーンを介さずにOKJの内部で行われるため、送金手数料は無料となっています。
利用者間振込機能はホームページ右上にある「資産管理」から「暗号資産出庫」をクリックして「利用者間振込」を選択後、必要事項を入力することによって利用することができるようになっており、詳しい説明は「OKJの公式サイト」でも行われています。
ステーキング
ステーキングは、対象となる暗号資産を保有しているだけで毎日ステーキング報酬を得ることができるサービスであり、OKJでは「IOST・TRX・PLT・XTZ・ASTR・SUI・APT・SOL」のステーキングを行うことが可能となっています。
OKJのステーキングサービスでは、ロック期間の制限がない「フレキシブルプラン」と、30日・60日のロック期間がある「定期プラン」が用意されており、60日の定期プランではより多くのステーキング報酬を得ることができるようになっています。
ステーキング報酬は毎日対象者の口座に付与される仕組みになっており、ステーキング中の暗号資産も他の暗号資産と同様に「100%コールドウォレットで分別管理される」と説明されています。
積立サービス
積立サービスは、簡単な操作で積立設定を行うだけで決まった金額の暗号資産を自動で定期購入できるサービスであり、決まったタイミングで決まった額を購入することで、長期的に取得価格が平準化され、一度に大量に購入するよりも価格変動リスクを抑えることが可能となっています。
OKJの積立サービスでは、同社が販売所で取り扱っている仮想通貨を積み立てることが可能で、積立頻度は「毎日・毎週・隔週・毎月」の4つから選択することが可能、積立金額は「1,000円〜20万円の範囲」で自由に金額を指定できるようになっています。
積立サービスの概要は以下の通りです。
積立頻度 | 毎日・毎週・隔週・毎月 |
対象銘柄 | 販売所取扱いの全銘柄 |
積立金額 | 1,000円〜200,000円(1円単位で指定可能) |
積立開始日 | 設定完了後すぐに開始 |
積立手数料 | 無料 |
支払方法 | 入出金口座の日本円残高を使用 |
各種手数料
日本円入金手数料
日本円入金手数料:無料(振込元の各金融機関が定める振込手数料は自己負担)
日本円出金手数料
出金額 | 手数料 |
100万円未満 | 400円 |
100万円〜1,000万円 | 770円 |
1,000万円以上 | 1,320円 |
暗号資産入庫手数料
暗号資産入庫手数料:無料
暗号資産出庫手数料
以下の設定範囲内から自分自身で設定可能。
仮想通貨 | ネットワーク | 設定可能範囲 |
BTC | Bitcoin | 0.0005~0.02 |
ETH | Ethereum(ERC20) | 0.003~0.2 |
ETH | Arbitrum One | 0.0005~0.0005 |
ETH | Optimism | 0.0005~0.001 |
APE | Ethereum(ERC20) | 7.5664~50.4424 |
APT | Aptos | 0.2~0.5 |
ARB | Arbitrum One | 1.3556~2.711 |
ARB | Ethereum(ERC20) | 8.1334~54.222 |
ASTR | Astar | 10~20 |
AVAX | Avalanche X-Chain | 0.01~0.1 |
AVAX | Avalanche C-Chain | 0.01~0.1 |
PLT | Palette(pPLT) | 12~20 |
ADA | Cardano | 1~2 |
IOST | IOST | 15~500 |
ENJ | Enjin Relay Chain | 3~6 |
DEP | Ethereum(ERC20) | 4879.4074~32529.3827 |
LTC | Litecoin | 0.02~0.2 |
BCH | Bitcoin Cash | 0.005~0.2 |
LSK | Lisk | 0.5~2 |
ETC | Ethereum Classic | 0.05~0.2 |
DAI | Ethereum(ERC20) | 9.0207~60.1378 |
DAI | Polygon | 1.0069~2.0139 |
OAS | Oasys | 20 |
OKB | Ethereum(ERC20) | 0.1613~1.0756 |
ZIL | Zilliqa | 10~30 |
DOGE | Dogecoin | 10~40 |
DOT | Polkadot | 0.1~0.2 |
BAT | Ethereum(ERC20) | 37.791~251.9403 |
EFI | Ethereum(ERC20) | 92.7122~618.0815 |
QTUM | Quantum | 0.1~0.5 |
XLM | Stellar Lumens | 2~10 |
FIL | FileCoin | 0.2~1 |
FNCT | Ethereum(ERC20) | 2339.9124~15599.4163 |
FNCT | Polygon | 261.1935~522.387 |
MASK | Ethereum(ERC20) | 2.7634~18.4227 |
KLAY | Klaytn | 10~20 |
MATIC | Ethereum(ERC20) | 13.4378~89.5854 |
MATIC | Polygon | 0.5~1 |
MKR | Ethereum(ERC20) | 0.0028~0.0188 |
PLT | Ethereum(ePLT) | 196.4452~1309.6349 |
SAND | Ethereum(ERC20) | 20.8961~139.3071 |
SHIB | Ethereum(ERC20) | 405565.3685~2703769.1232 |
SHIB | Polygon | 45271.3657~90542.7315 |
SOL | Solana | 0.01~0.05 |
SUI | SUI | 0.5~3 |
TRX | Tron | 5~10 |
XRP | Ripple | 0.2~5 |
XTZ | Tezos | 0.2~1 |
OP | Optimism | 0.2901~0.5802 |
NEO | NEO-N3 | 0.1~0.3 |
IOTX | IoTeX | 30~90 |
暗号資産現物取引手数料(全取引銘柄共通)
OKJの取引手数料では、ユーザーの取引量に応じて段階的に安くなる「ボリュームディスカウント方式」が採用されています。
レベル | 直近30日間の取引量(日本円相当) | メイカー手数料(%)(税込) | テイカー手数料(%)(税込) |
Lv1 | 100 万円未満 | 0.07% | 0.14% |
Lv2 | 100 万円以上 | 0.06% | 0.12% |
Lv3 | 1,000 万円以上 | 0.05% | 0.10% |
Lv4 | 1 億円以上 | 0.04% | 0.08% |
Lv5 | 5 億円以上 | 0.03% | 0.07% |
Lv6 | 15 億円以上 | 0.02% | 0.06% |
Lv7 | 30 億円以上 | 応相談 | 応相談 |
OKJのメリット
実績のある「セキュリティ・信頼性・安定性」
OKJは、グローバル市場で大きな実績を持つ「OK Group」の技術と製品を活用してサービスを提供しているため、セキュリティ・信頼性・安定性の面で大きな強みを有しています。
数百種類の仮想通貨を取り扱いつつ、先物取引ペアも提供し、世界100カ国以上で数百万人ものユーザーに仮想通貨取引サービスを提供し続けている「OKX」で培われた技術力は、「OKJ」のサービスをより充実したものにすると期待されます。
「高い流動性」と「高速取引」
OKJは「高い流動性」と「高速取引」も同社の強みとして強調しています。OKXは日々の仮想通貨取引量ランキングで常に20位前後をキープしているため、OKJでも高い流動性を保つことができると期待されます。
OKJのデメリット
提供するサービスが少ない
OKJは比較的新しい暗号資産取引所であるため「提供されているサービスが少ない」という面で他社に劣っています。
日本国内で運営されているその他の仮想通貨取引所では「レバレッジ取引・仮想通貨決済・貸仮想通貨・大口取引」などといった様々なサービスが提供されているため、”その他のサービスも利用したい”と考えている方には不向きであると考えられます。
しかし、OKJはサービス拡充に取り組んでおり、2023年3月には仮想通貨積立サービスの提供も開始されているため、今後はさらに多くのサービスが追加されていく可能性があると期待されます。