暗号資産取引所「Coincheck(コインチェック)」は2020年10月6日に、世界初のブロックチェーンゲーム「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」を開発したことで知られるブロックチェーンゲーム開発企業「Dapper Labs(ダッパー・ラボ)」との連携を開始したことを発表しました。コインチェックは同社が2020年度内に提供開始を予定する「NFTマーケットプレイス」で「CryptoKitties」で利用可能なNFTの取り扱いを検討します。
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「CryptoKittiesのNFT取り扱い」を検討
Coincheck(コインチェック)は2020年10月6日に、同社が現在準備を進めている「NFTマーケットプレイス事業」においてブロックチェーンゲーム開発企業である「Dapper Labs(ダッパー・ラボ)」との連携を開始したことを発表しました。
Dapper Labs(ダッパー・ラボ)は、ユーザー数10万を誇る世界初のブロックチェーンゲーム「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」を開発したことで知られるブロックチェーンゲーム開発企業であり、米プロバスケットボールリーグ”NBA”とのコラボゲームである「NBA Top Shot」や、次世代ゲームやデジタル資産管理に最適なブロックチェーン「Flow」なども提供しています。
「CryptoKitties」などのブロックチェーンゲームでは、ゲーム内で収集できるデジタルアイテムが「代替不可能なトークン(Non Fungible Token/NFT)」として発行されているため、これらのトークンを自分の仮想通貨ウォレットで保管したり、NFT取引所サービスなどを介して他のユーザーと交換・取引したりすることができるようになっています。
コインチェックは現在、これらのNFTを取引することができる「NFTマーケットプレイス」のサービスを2020年度内に提供するための準備を進めているため、今回の連携のもとで「CryptoKitties」で利用可能なNFTを「NFTマーケットプレイス」で取り扱うことを検討していくと説明しています。
ブロックチェーン「Flow」との連携も検討
コインチェックは今回の発表の中で「Dapper Labs」が提供しているゲーム開発などに適したブロックチェーン「Flow」との連携も検討していくと説明しているため、将来的にはFlow関連のブロックチェーンゲームなどで提供されるその他のNFTが取り扱われる可能性もあると期待されます。
Dapper Labs(ダッパー・ラボ)は「NBA Top Shot」の開発で米プロバスケットボールリーグ「National Basketball Association(NBA)」と協力していますが、その他にも
・UbiSoft(ユービーアイソフト)
・Ultimate Fighting Championship(UFC)
・Warner Music Group(ワーナー・ミュージック・グループ)
などともパートナーシップを結んでいます。
コインチェックは「NFTマーケットプレイス事業」における連携を拡大しており、過去には「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」や「エンジン(Enjin/ENJ)」との連携も発表されているため、今後の新たな発表にも注目です。
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