
ブロックチェーンゲーム「NBA Top Shot」ベータ版を一般公開:Dapper Labs
有名なブロックチェーンゲーム「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」を開発したことなどで知られる「Dapper Labs(ダッパーラボ)」は、2020年10月1日に同社が開発を進めている米プロバスケットボールリーグ"NBA"とのコラボゲーム「NBA Top Shot」のベータ版を公開したことを発表しました。
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Dapper Labsの「NBA Top Shot」とは
Dapper Labs(ダッパーラボ)が開発を進めている「NBA Top Shot」は、アメリカのプロバスケットボールリーグ「NBA(National Basketball Association)」と協力して開発された"NBA公式ブロックチェーンゲーム"であり、プレイヤーは実在する選手のデジタルアイテムを「Non Fungible Token(NFT)」として獲得することができるようになっています。
このデジタルアイテムは"3次元のマルチメディアキューブ"として表示されており、「Kevin Durant選手の3ポイントシュート」や「Joel Embiid選手のダンクシュート」などといった"NBAにおける歴史的な瞬間"が動画・写真などのデータと共にトークン化されているため、トークン保有者はこのキューブをクリックすることによって記録されたデータを確認することができるようになっています。
「NBA Top Shot」ではこれらのデジタルアイテムのパックなどが販売されているため、利用者はデジタルアイテムを収集・購入・販売・取引することができるようになっています。
「Galaxy Store」と「公式サイト」でベータ版公開
「NBA Top Shot」は今年5月に"クローズドベータ版"として一部の人々向けに公開されていましたが、今回の発表では"ベータ版"が全ての人々向けに公開されたことが発表されています。
約17,000人が参加したという「NBA Top Shot」のクローズドベータ版では、約43,000パックが販売されており、プラットフォームのNFTマーケットプレイスでは約10,500のトークンが取引されたと報告されているため、今回ベータ版が一般向けにリリースされたことによって、今後はさらに取引が活発化していくことになると予想されます。
「NBA Top Shot」は、Samsung(サムスン)の「Galaxy Store」でもリリースされるため、ゲームをプレイしたい方は「Galaxy Store」または「NBA Top Shotの公式サイト」からアクセスすることができると説明されています。
ブロックチェーン技術を用いてスポーツ選手の公式アイテムを発行するプロジェクトは続々とリリースされているため、今後は世界中のNFTマーケットプレイスでスポーツチームや選手の様々なNFTが取引されるようになっていくと期待されます。

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