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暗号資産取引所「AMDAX」オランダ初の運営ライセンス取得


オランダ・アムステルダムに拠点を構える暗号資産取引所「AMDAX(Amsterdam Digital Asset Exchange)」が、同国で初めて仮想通貨サービスプロバイダーのライセンスを取得したことが明らかになりました。

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AMDAX「オランダ初のライセンス登録」を完了

オランダ・アムステルダムに拠点を構える暗号資産取引所「AMDAX(Amsterdam Digital Asset Exchange)」は2020年10月7日に、同社がオランダで初めてオランダ中央銀行(DNB)から仮想通貨サービスプロバイダーのライセンスを取得した暗号資産取引所になったことを発表しました。

オランダ政府は2020年5月21日以降から、欧州連合(EU)の新しいマネーロンダリング防止法である「第5次マネーロンダリング防止指令(AMLD5)」に基づいた新しい暗号資産規制の法律を適用していますが、今回正式にライセンスを取得したことによってAMDAXは「暗号資産取引サービス」や「暗号資産のカストディサービス」などの業務を行うことができるようになりました。

第5次マネーロンダリング防止指令(AMLD5)は「本人確認(KYC)」や「マネーロンダリング対策(AML)」などに関する厳しい規制枠組みであり、オランダ政府はそれにプラスして「顧客の評価」や「資金の出所を追跡するための基準」などといった厳格な追加要件を課していましたが、「AMDAX」は今回それらの新しい規制に準拠する形で正式にライセンスを取得しています。

「厳しい審査基準は必要」だとコメント

「AMDAX」のディレクターであるLucas Wensing氏は『オランダで初めて仮想通貨企業としてのライセンスを取得したことを誇りに思う』と語り、『オランダの中央銀行が審査基準を高く設定していることは正しいことだ』とコメントしています。

私たちはオランダで登録された最初の仮想通貨企業であることを非常に誇りに思っています。

オランダ銀行は審査の基準を高く設定していますが、それは正しいことです。ビットコインやその他の暗号通貨は、犯罪と誤って関連付けられることがよくありますが、ビットコインは非常に高い透明性を有しています。したがって市場には中央銀行などの法的枠組みが必要です。

今回のライセンス登録は、仮想通貨が犯罪者ではなく賢い投資家のための成熟した資産クラスであることを投資家に示しています。ビットコインやその他の暗号通貨は興味深い長期投資の対象としてますます注目を集めていますが、これまで投資家の人々は規制されていない市場に非難されてきました。

今回正式に登録を受けたことによって、従来の金融証券への圧力が高まる中で「安全かつ信頼性の高い代替手段」を提供することができるようになり、市場は真面目な個人投資家や金融機関のターゲットグループに開かれます。

暗号資産に投資しているのは今や個人投資家だけでなく、最近ではNASDAQ上場企業である「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」や、米国の大手モバイル決済企業「Square(スクエア)」なども大量のビットコインを購入しているため、適切な規制が定められて、それらの規制に準拠した暗号資産取引所が増加すれば、今後もさらに多くの投資家が仮想通貨市場に参入していくことになると期待されます。

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