チリーズ(Chiliz/CHZ)が開発したファン投票&報酬アプリ「Socios.com(ソシオスドットコム)」は2020年10月20日に、ゲームやサービスの構築が可能な仮想空間プラットフォーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」のメタバース上で、スポーツファンが利用可能な”スポーツ&エンタメ空間”を構築することを発表しました。
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The Sandboxに「スポーツ&エンタメ空間」を構築
Socios.com(ソシオスドットコム)は2020年10月20日に、ブロックチェーンゲームやサービスを構築することができる仮想空間プラットフォーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」のメタバース上の24×24地所に576箇所の土地を購入したことを発表しました。
今回購入された土地には「FCバルセロナ、ユベントス、パリ・サンジェルマン」などといった、Sociosが提携しているスポーツクラブのファンが利用できる”スポーツ&エンタメ空間”が構築されるとのことです。
The Sandboの土地はすでに様々な企業によって購入されていますが、Sociosはその中でも特に大きな土地を購入しているため、大規模なサービスが構築されることになると予想されます。
仮想空間上でファンエンゲージメントを拡大
The Sandbox(ザ・サンドボックス)の土地を所有している企業やクリエイターは自分の土地に様々なサービスを自由に構築することができるため、自社のゲームコンテンツを展開したり、仮想テーマパークを構築したりすることも可能です。
Socios.com(ソシオスドットコム)は『今回購入した大型地所を使用して、同社がパートナーシップを結んでいる全てのクラブをフューチャーし、様々なゲーム体験を通してサポーター・コミュニティとのエンゲージメントを拡大していく』と説明しています。
具体的には『Socios.comの土地を訪れることによって、スポーツファン・ゲーマー・暗号資産ファンの人々は、パートナークラブに関連する様々なデジタルコレクションおよびエンゲージメント体験を楽しむことができる』とされており、Non Fungible Token(NFT)を含めたSocios関連のアセット(資産)は「The Sandbox Marketplace」で販売される予定で、Game Maker機能を使えばさらなるゲーム体験を楽しむことができるとされているため、今後の正式なサービス開始にも期待が高まります。
「Chiliz」と「Socios.com」のCEO兼創設者であるAlexandre Dreyfus(アレクサンドル・ドレイファス)氏は「The Sandbox」でのサービス展開について次のようにコメントしています。
The Sandboxによって、Socios.comのエコシステムをメタバース上に再現することが可能になりました。提携クラブを応援するファンの皆様にお楽しみいただけるようなデジタル・ホームを作れることを楽しみにしています。また、同じマップ上には他の大手ブロックチェーン企業も存在しており、将来的なコラボレーションの実現が期待されます。
「The Sandbox」のCOO兼共同創設者であるSebastien Borget氏は次のようにコメントしています。
Socios.comをThe Sandboxのメタバースに歓迎します。数百万人以上のスポーツファンの皆様に3D架空空間で新たなエンタメの形を楽しんでいただけることでしょう。
Socios.comが作り上げていくデジタルスペースには世界規模のスポーツチームが追加される予定で、私たちが開発を続けている一般向けでファミリーにも優しい架空空間の実現にまた一歩近づくことができるでしょう。トークンおよびNFTを使ってFan Zoneをより多くの人々に使っていただけるよう、Socios.comと共に歩んでいけることをとても嬉しく思っています。
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2020年10月21日|チリーズ(ChiliZ/CHZ)の価格
チリーズ(ChiliZ/CHZ)の価格は先月6日に1円付近まで下落して以降は横ばいの状態が続いており、2020年10月21日時点では「1CHZ=1.14円」で取引されています。