ブロックチェーンゲームなどの開発を行っている「Animoca Brands(アニモカ・ブランド)」は2020年11月6日に、電気自動車のフォーミュラカーによるレースを展開している「Formula E Operations Limited(フォーミュラE)」とデジタルコンテンツのライセンス契約を結んだことを発表しました。同社はこの契約を通じて「フォーミュラE」のブロックチェーンゲームやNon Fungible Token(NFT)を作成します。
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ライセンス契約を結び「ゲーム・NFT」を開発
Animoca Brands(アニモカ・ブランド)は2020年11月6日に、電気自動車のフォーミュラカーによるレースを展開している「Formula E Operations Limited(フォーミュラE)」との間でデジタルコンテンツの使用に関するライセンス契約を結んだことを発表しました。
今回のライセンス契約によって、アニモカ・ブランドは「フォーミュラE」の知的財産を使用してブロックチェーンゲームやNon Fungible Token(NFT)を作成することができるようになります。
アニモカ・ブランドは既に「Formula1(F1)」や「MotoGP(ロードレース世界選手権)」などといったモータースポーツ関連の組織ともライセンス契約を結んでいるため、それらのブロックチェーンゲームを開発すると共に、それら複数のモータースポーツゲーム内で使用することができる「REVVトークン」を発行していますが、フォーミュラEのゲームもREVVトークンのエコシステムに参加するため、フォーミュラEのゲーム内でも「REVVトークン」が使用されるとのことです。
フォーミュラEのブロックチェーンゲームでは「車・ドライバー・サーキット」などのNFTが提供されるとのことで、ゲーム内のメインユーティリティトークンとしては「REVVトークン」が使用されると報告されています。
ゲーム内で発行されるそれらのNFTは、サードパーティ製のNFTマーケットプレイスで自由に売買することができるようになっているため、将来的にはNFTの価値が上昇することもあると予想されます。
化石燃料を使用しない電気自動車のフォーミュラカーによるレースである「フォーミュラE世界選手権」は、モータースポーツの分野で急成長しているシリーズの1つでもあるため、「フォーミュラEのブロックチェーンゲーム」もこれから多くのユーザーにプレイされていくことになると期待されます。