アイオータ(IOTA/MIOTA)は2020年11月24日に「Firefly(ファイアフライ)」と呼ばれる新しいウォレットが近日中に公開されることを明らかにしました。このウォレットは今年2月にハッキング被害を受けたウォレット「Trinity(トリニティ)」に代わる新しいウォレットだと報告されています。
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Trinityの経験に基づき「ゼロから再設計」
アイオータ(IOTA/MIOTA)は2020年11月24日のツイートで「Firefly(ファイアフライ)」と呼ばれる新しいウォレットが近日中に公開されることを明らかにしました。
IOTAは「Firefly」に関する詳細を明らかにしていないものの、IOTAの共同設立者であるDominikSchiener(ドミニク・シーナー)氏は『IOTA2.0への移行をスムーズに行うための中間フェーズ「Chrysalis(IOTA 1.5)」に合わせてIOTAのスタック全体を根本的にアップグレードしている』と述べており、『今後数週間以内には新しいFireflyウォレットとテストネットを試すことができるようになる』と説明しています。
「Chrysalis」にあわせてIOTAのスタック全体を根本的にアップグレードしています。今後数週間で誰もがこの新しいIOTAの未来に参加して、新しいFireflyウォレットとTestnetを試すことができるようになります。 これは、IOTAとエコシステム全体にとってエキサイティングな新しい章になります!
IOTAは以前から公式ウォレットである「Trinity(トリニティ)」を提供していましたが、このウォレットは2020年2月にハッキングを受けており、”Trinityウォレットで暗号資産を保管していた一部ユーザーの資産が盗まれる”という事件が発生していました。
今回発表された「Firefly(ファイアフライ)」は”Trinityに取って代わる新しいウォレット”だと報じられており、Trinityから学んだ経験に基づいてゼロから再設計されていると伝えられています。
Firefly(ファイアフライ)は2020年中に最初のアルファ版がリリースされる予定となっており、2021年には「連絡先機能」や「チャット機能」などといった新しい機能も追加される予定だと報告されているため、IOTAからの新たな発表には注目が集まっています。
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アイオータ(IOTA/MIOTA)の価格は今月24日に43円付近まで回復したものの、その後はやや下落しており、2020年11月26日時点では「1MIOTA=33.11円」で取引されています。