
道路情報共有者への「IOTA/MIOTA報酬」提供を計画:ジャガーランドローバー
Jaguar Land Rover(ジャガーランドローバー)分散型台帳技術チームのソフトウェア開発者であるAaron Hetherington氏はアイルランドのテックメディア「Silicon Republic」のYouTubeインタビューの中で、同社が開発を進めている"アイオータ(IOTA/MIOTA)を用いた報酬システム"の一例について説明を行いました。
こちらから読む:BOSCH、IOTA電子決済システムで特許申請「IOTA」関連ニュース
道路状況の自動報告で「仮想通貨報酬」を付与
Jaguar Land Rover(ジャガーランドローバー)は、以前からアイオータ(IOTA/MIOTA)の技術を活用したプロジェクトを進めており、仮想通貨MIOTAを稼ぐことができる"スマートウォレット機能"を車両に搭載するテストを実施していることなどを明らかにしていました。
同社の分散型台帳技術チームでソフトウェア開発を行なっているAaron Hetherington(アーロン・ヘザリントン)氏は、アイルランドのテクノロジーニュースメディア「Silicon Republic」のインタビューに答えた際に、IOTAを活用した報酬システムの一例として「道路の問題を報告することによって仮想通貨MIOTAで報酬を得ることができる仕組み」について説明を行なっています。
具体的には「車両が道路で舗装が必要な"くぼみ"を見つけた場合に、修理が必要な場所の詳細情報を英国とアイルランドの地方議会に送信し、その報酬としてMIOTAなどの仮想通貨報酬を受け取ることができる仕組み」が挙げられています。
この他にも渋滞情報などといった"道路状況のデータ"を送信して、カーナビなどのサービスに役立てることも計画されており、報酬として支払われた仮想通貨を「通行料・駐車料金・電気料金」などの自動支払いに利用できる環境作りなども構想されています。
これらのデータ通信は自動的に行われるため、ドライバーはいつも通りの運転をしながら道路整備に貢献して仮想通貨報酬を受け取り、自動車関連の支払い料金を削減することができるようになると期待されます。
ジャガーランドローバーは最終的に「事故ゼロ・渋滞ゼロ・排出ガスゼロ」の環境に優しい画期的な電気自動車(EV)を生産することを目標に掲げています。仮想通貨ウォレット機能が車両に搭載されれば、自動車関連サービスの幅が大幅に広がると予想されるため、同社の今後の取り組みには注目が集まります。
IOTA関連の記事はこちら
2020年2月11日|アイオータ(IOTA/MIOTA)の価格
アイオータ(IOTA/MIOTA)の価格は昨年12月に17.16円付近まで下落したものの、その後の回復によって現在は2019年9月の高値を突破しており、2020年2月11日時点では「1MIOTA=34.16円」で取引されています。
MIOTAを購入することができる仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)の登録方法はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース

世界4大会計事務所が「最も重要な暗号資産」を選出|企業は技術革新にどう対応していくべきか?

IOTA(MIOTA)公式ウォレット「Trinity(トリニティ)」公開【日本語対応】

Omiseなど運営の「SYNQA」トヨタ・三井住友銀行などから85億円の資金調達

Sweet:テゾス(Tezos/XTZ)を統合「McLaren Racing Collective」のNFTも公開

データセキュリティ向上を目指す「ブロックチェーンプログラム」に参加|GM Financial

ブロックチェーンで「電気自動車充電ステーション」の情報管理|豪州最大の電力会社
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧
仮想通貨まとめ一覧

XDC Network(XDC)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

PROJECT XENO・GXEとは?基本情報・特徴・取扱う暗号資産取引所などを解説

Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

価格上昇で注目が集まるミームコイン「PEPE」とは?基本情報・特徴など
