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Libra協会:仮想通貨プロジェクトの名称を「Diem(ディエム)」に改名


仮想通貨・ブロックチェーンプロジェクト「Libra(リブラ)」は2020年12月1日に、プロジェクトの名称を「Diem(ディエム)」へと改名しました。ロゴは以前と同様のものが使用されているものの、運営主体である「Libra Association(リブラ協会)」の名称も「Diem Association(ディエム協会)」へと変更されています。

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Libraの名称を「Diem(ディエム)」へと変更

Libra Association(リブラ協会)は2020年12月1日に、仮想通貨・ブロックチェーンプロジェクト「Libra(リブラ)」の名称を「Diem(ディエム)」へと変更し、協会の名称も「Diem Association(ディエム協会)」へと変更したことを発表しました。

公式サイトやTwitterアカウントの名称はすでに「Diem」へと変更されており、ロゴマークも従来のデザインに「Diem」の文字をつけたものへと変更されています。

(画像:Diem Association)

「Diem(ディエム)」はラテン語で「日」を意味する言葉であり、Diem協会は公式発表の中で『Diemはプロジェクトにとっての”新しい日”を意味している』と説明しています。

名称変更の理由は?

Diem協会のCEOであるStuart Levey氏は「ロイター」の取材に応じた際に、Libraの名称を変更した理由について『Libraという名称は規制当局による受け入れが困難であった初期のプロジェクトに関連付けられていた。私たちは現在、それらの問題を劇的に解決している』と説明しています。

仮想通貨Libraは元々「複数の法定通貨によって構成される通貨バスケットに連動したステーブルコイン」として発行される予定となっていましたが、政府関係者や規制当局などから懸念の声が数多く出ていたため、その後は「各国の法定通貨に価値が連動した複数のステーブルコイン」を発行する方針へと変更がなされました。

Libra協会は以前から各国の規制に準拠して、既存の懸念点を解決した上でLibraを発行することを強調していたため、複数の計画変更にあわせてプロジェクトの名称を「Diem」へと一新したのだと考えられます。

これによって「Diem協会」が発行する各種ステーブルコインの名称も「ディエムUSD(≋USD)、ディエムEUR(≋EUR)、ディエムGBP(≋GBP)、ディエムSGD(≋SGD)」などに変更されることになると予想されますが、ディエムUSD(≋USD)に関しては先日の報道で『早ければ2021年1月移行に公開される可能性がある』ということが報告されています。

>>「Diem協会」の公式発表はこちら