暗号資産取引所「Poloniex(ポロニエックス)」は2020年12月15日に、ネム(NEM/XEM)保有者を対象として実施される予定となっている「シンボル(Symbol/XYM)のエアドロップ」をサポートする方針を発表しました。Poloniexは今回の発表の中で、2021年1月14日のSymbolメインネット公開後にXYMを上場させる予定であることも明かしています。
(追記:2021年2月24日)Symbolのメインネット公開日・スナップショット実施日が確定しました。詳しくは「こちらの記事」をご覧ください。
Poloniex「XYMエアドロップ」対応へ
Poloniex(ポロニエックス)は2020年12月15日に、NEM保有者を対象として実施される予定となっている「シンボル(Symbol/XYM)のエアドロップ」に対応する方針を明らかにしました。
シンボル(Symbol/XYM)のエアドロップでは、日本時間2021年1月14日20時07分にXEM保有量を記録するためのスナップショットが実施され、オプトイン申請を行ったウォレット保有者に対してXYMが付与される予定となっていますが、PoloniexはXYM受け取りに必要なオプトインなどの手続きを代行するため『現時点でXEM保有者は何もする必要ない』と説明しています。
ただし、スナップショットの実施に向けた準備を整えるために日本時間2021年1月14日19時00分には「XEM取引・入金・出金」が一時的に無効になると説明されています。
また、Poloniexは今回の発表の中で「2021年1月14日のSymbolメインネット公開後にXYMを上場させる予定であること」も発表しており、エアドロップ対象者へのXYM付与は”XYM上場後”に行うと説明されています。なお、シンボル(Symbol/XYM)上場に関する詳細情報については後日改めて発表すると説明されています。
Symbol公開に向けて「XEMの価格上昇」続く
今月12日には「XRP保有者に対するSparkトークン付与」のためのスナップショットが実施されたため12日頃までは”XRP買い”の動きが強まっていましたが、現在は「XEM保有者に対するXYM付与」に注目が集まっており、価格面でもXEMに資金が流れている動きが観測されています。
12日にスナップショットを完了したXRPの価格はスナップショット撮影後から50円付近で停滞を続けているものの、XEMの価格は12日に再び急騰して一時的に28.45円付近まで回復しているため、現在はXRPに流れていた資金がXEMに集まってきていると予想されます。
XYMのエアドロップには大手暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」も対応する方針を発表しているため、今後もスナップショット撮影・メインネット公開に向けて”XEM買い”の動きが強まっていくことになると予想されます。