ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2020年12月31日に「1BTC=3万ドル(約300万円)」のラインに到達しました。仮想通貨業界の著名投資家やトレーダーの間では『ビットコイン価格は2021年に1,000万円を超える』といった意見も出ていたため、今後の動きには期待が高まっています。
ビットコイン価格「1BTC=300万円」に到達
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は今年3月頃から上昇を続けており、今月半ばには2017年12月の過去最高値となる220万円〜240万円のラインを突破していましたが、本日2020年12月31日には「1BTC=3万ドル(約300万円)」のラインに到達しました。
暗号資産取引所によって価格に違いはあるものの、仮想通貨関連のデータを配信している「CoinMarcketCap」のデータでは、記事執筆時点で「1BTC=3,005,792円」とされています。
暗号資産の価格は過去最高値更新後に大幅に上昇する傾向があるため、重要なポイントの1つとなる「3万ドル(約300万円)」のラインを完全に突破することができれば、上昇の勢いがさらに加速する可能性があると予想されます。ただし、ここ数日間で価格が上昇し続けていることなども踏まえて考えると、近い将来に短期的な下落・修正が入る可能性もあるため注意が必要です。
著名投資家・トレーダーの「BTC価格予想」
仮想通貨業界の著名投資家・トレーダーの間では『ビットコイン価格は2021年に1,000万円〜1億円に達する可能性がある』といった予想が語られていますが、短期的には『300万円〜500万円付近で一度下落する可能性がある』とも予想されています。
2018年のビットコイン価格暴落を予想したことなどで知られる著名投資家Peter Brandt(ピーター・ブラント)氏は、2020年12月27日のツイートで「ビットコインが放物線状の強気相場に突入していること」を指摘していましたが、それと同時に『2021年1月1日以降には税金の関係で売りが増加する可能性もある』とも予想していました。
また、仮想通貨の市場分析を行なっていることで知られる著名アナリストWilly Woo(ウィリー・ウー)氏は、”ビットコインが今後突破すべき主要な抵抗レベル”として「50,000ドル〜55,000ドル(約500万円〜550万円)」の価格帯を挙げており、このラインを超えるとビットコインの時価総額は1兆ドル(約100兆円)を超えることになると語っています。