暗号資産(仮想通貨)全体の時価総額は2021年1月7日に合計1兆ドル(約100兆円)を突破しました。暗号資産全体の時価総額が1兆ドルを突破したのは今回が初であり、ビットコイン(Bitcoin/BTC)などをはじめとする主要な仮想通貨の価格は現在も上昇を続けています。
価格高騰続く仮想通貨市場「総時価総額1兆ドル」突破
暗号資産全体の合計時価総額は2021年1月7日に過去最高となる1兆ドル(約100兆円)を突破しました。仮想通貨関連のデータを配信している「CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)」のデータによると、記事執筆時点の仮想通貨時価総額は合計約104兆円とされています。
ビットコイン(BTC)の価格は今月4日に350万円から280万円付近まで急落したため、仮想通貨業界では短期的な下落を予想する声が多数出ていましたが、その後は再び前回の高値を超えて上昇しており、記事執筆時点では「1BTC=約380万円」付近まで上昇しています。
また、その他の主要アルトコインでも大幅な上昇が続いており、ステラ(Stellar/XLM)やカルダノエイダコイン(Cardano/ADA)などは過去1週間で100〜200%の高騰を記録しているため、これらの仮想通貨の今後にも期待が高まっています。
なお、時価総額ランキングTOP2には以前として圧倒的な差でビットコインとイーサリアムがランクインしていますが、3位以下のランキングには変化が見られ始めており、XRPのランクが下がりつつある一方でLTCやADAが上位に食い込んできています。