エルサルバドルの「ビットコイン債権」今週中にもリリースか
エルサルバドルの財務大臣であるAlejandro Zelaya氏が、地元のテレビ局に対して「エルサルバドルのビットコイン債権が2022年3月15日〜20日頃にリリースされる可能性がある」と語ったことが明らかになりました。しかし、同氏はロシアとウクライナの戦争など国際情勢を考慮する必要があるということも説明しています。
こちらから読む:ビットバンク、BOBA取扱い開始「暗号資産」関連ニュース
BTC債「3月15日〜20日頃」にリリースの可能性
エルサルバドルの財務大臣であるAlejandro Zelaya氏が、地元のテレビ局に対して「エルサルバドルのビットコイン債権が2022年3月15日〜20日頃にリリースされる可能性がある」と語ったことロイターなどの報道で明らかになりました。
「ビットコイン債権」とは、昨年11月にエルサルバドルで発表されたビットコイン建ての債権であり、発表当時の計画では「10億ドル(約1,200億円)相当の10年債を発行して、エルサルバドル国内の暗号資産推進特区"ビットコイン・シティ"の建設費用やインフラ開発・ビットコインの追加購入などに充てられる予定であることが説明されていました。
このビットコイン債権は年率6.5%の10年債となっており、1口あたり100ドルから購入可能、5年間のロックアップ期間があるものの、この期間にビットコイン価格が上昇した場合には利益の50%が債権購入される仕組みになっていると報告されていました。
報道によると、Alejandro Zelaya財務大臣は地元のテレビ局に対して『ビットコイン債権発行のタイミングは2022年3月15日〜20日の間が適切だと考えている。ツールはほぼ完成している』と語ったとのことですが、それに合わせて"ロシアのウクライナ侵攻"にも言及し『ただし国際情勢がどうなるか・・・ウクライナの戦争は予想外だった』と語ったとも報告されています。
Alejandro Zelaya財務大臣はビットコイン債権の発行時期について「国際情勢を考慮する必要がある」ということも説明しているため場合によってはリリースが先延ばしになる可能性もあるものの、同氏は今回『ほぼ全ての準備が整った』と語っているため、今後の正式発表には注目が集まっています。
こちらの記事もあわせてどうぞ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース
BINANCE「米規制当局との和解・新CEOの就任」を発表|CZ氏は退任
【レジ係不要】カルダノ(ADA)用いた「セルフ決済システム」を開発:Quanterall
Moonstake:カルダノ基盤のDeFi開発促進に向け「Astarter」と提携
MetaMask:RPCプロバイダー「Infura」使用時にはユーザー情報を収集(追記あり)
Twitterで「ビットコインの少額送金」が可能に|拡張機能ベータ版リリース:Tippin
Cardano創設者「Shelleyメインネット」などの進捗を報告|京都でイベントも予定
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧