ビットバンクなど4団体「Lightning Network用いたビットコイン決済」の実証実験を実施
ビットバンク株式会社は2022年5月26日に、「フルグル合同会社・株式会社Nayuta・Diamond Hands」の3団体と共同で、東京都内の飲食店でLightning Network(ライトニングネットワーク)を活用したビットコイン決済の実証実験を実施したことを発表しました。
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「BTC決済を数秒で完了、安定して決済できた」と報告
ビットバンク株式会社は2022年5月26日に、「フルグル合同会社・株式会社Nayuta・Diamond Hands」の3団体と共同で、東京都内の飲食店でLightning Network(ライトニングネットワーク)を活用したビットコイン決済の実証実験を実施したことを発表しました。
Lightning Network(ライトニングネットワーク)とは、少額のビットコインを安い手数料で素早く送金することができる技術であり、世界中の様々な地域で手軽にビットコインを送金できることから、日常生活でのビットコイン活用において重要な技術になると期待されています。
今回の実証実験は、東京都港区六本木にあるクラフトビールと石窯ピザのお店「Two Dogs Taproom」の協力を得て2022年5月21日に実施されたとのことで、実証実験の参加者は各自で用意したLightning Network対応ウォレットからBTCでドリンクや食べ物の支払いを実施、それらのビットコイン決済は数秒〜10秒程度で完了し、随時安定して決済を行うことができたと報告されています。
なお今回の実証実験では、店舗側が「Muun Wallet」を利用、参加者側は「Nayuta Core・Wallet of Satoshi・BlueWallet・Muun Wallet」などを利用したと報告されています。
Lightning Networkを活用したビットコイン決済の様子(画像:ビットバンク)
ビットバンクは今年2月に、ライトニング・ネットワークを安定して使用するためのソフトウェア「NLoop(エヌループ)」を独自開発したことを発表していましたが、今回の発表ではこの「NLoop」についての解説が行われたことも報告されており、国内最大Lightning Networkコミュニティである「Diamond Hands」によって『Lightning Networkを活用したくじ』が提供されたことなども報告されています。
ビットバンクは今年2月に「暗号資産取引所ビットバンクでLightning Networkを活用した入出金機能を実装すること」を検討していると報告していましたが、今回の発表では『今後も実証実験やNLoopの開発などを通じて、取引所におけるLightning Networkを活用したビットコイン入出金の実現や、Liquidity Providerの自社運用などを目指して、Lightning Networkの研究開発を推進していく』と説明されています。
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