WhaleFin(旧:ディーカレット)Flareトークンの付与方針について続報|ラップ分報酬も付与
暗号資産取引所WhaleFin(旧:ディーカレット)は2023年3月16日に、XRP保有者に配布されているFlareトークン(FLR)の付与方針に関する続報を発表しました。今回の発表ではFlareトークンの「ウォレット残高表示機能」と「外部ウォレットへの送付機能」をリリースしたことも発表されています。
こちらから読む:国内取引所にも続々と上場「Flare/FLR」関連ニュース
FLRのウォレット残高表示・外部送付機能リリース
WhaleFin(旧:ディーカレット)は2023年3月16日に、対象期間中にXRPを保有していたユーザーに配布される予定となっているFlareトークン(FLR)の「ウォレット残高表示機能・外部ウォレットへの送付機能をリリースしたことを発表しました。
フレアトークン(Flare/FLR)とは、XRP・Litecoin・Stellarなどにスマートコントラクトの機能を実装することを目指しているプロジェクト「Flare Networks」が発行している暗号資産であり、2023年1月には"2020年12月12日のスナップショット時にXRPを保有していたユーザー"に対してFLRのエアドロップ(無料配布)が実施されていました。
WhaleFinは暗号資産取引所「DeCurret(ディーカレット)」の顧客を引き継ぐ形でサービスを提供しており、ディーカレットでXRPを保有していたユーザーにはFLRの配布が実施されていなかったため、今後の対応などには注目が集まっていましたが、今回の発表ではFLR付与方針に関する続報も発表されています。
初回付与分+ラップ初回付与分を付与予定
WhaleFinはFlare NetworksからFlareトークンを受領する予定で、Flare Networksからの配布が確認された後は速やかにユーザーへの付与数量を決定し、対象者へのFLR付与を実施すると説明されています。
Flareトークン付与の実施日は詳細日時が確定次第改めて発表が行われることになっており、付与対象者については「日本時間2020年12月12日午前9時のスナップショット時点で当社口座にてXRPを保有していたお客様」と説明されています。
Flare Networksは2023年1月時点で対象者にFLRを配布していて、その後はFLRをWFLRに変換(ラップ)してデリゲート(委任)の作業を行うことによって「デリゲート報酬」を受け取ることができる仕組みの提供も開始、WFLR保有者には「エアドロップ残り分85%のFLR」も段階的に配布されることになっているため、WhaleFinに対しては早急なFLR付与を求める声が多数あがっていましたが、今回の発表では対象者に「エアドロップ初回付与分+FLRのラップ初回付与分」を付与するということも説明されています。
「FLRのラップ初回付与分」の報酬を得るためには、自己管理型ウォレットである「Bifrost Wallet」などにFLRを移動させて、FLRからWFLRへの変換作業(ラップ)を行う必要がありますが、WhaleFinのFLRエアドロップ対象者は通常のエアドロップ分に加えて「ラップ分のFLR報酬」も獲得できることになります。
なお、日本国内では「FLRトークンのラップ&デリゲート代行サービス」を提供する暗号資産取引所も増えてきているため、FLR報酬獲得後に自分自身でラップ&デリゲートを行いたくない場合には、そのような代行サービスを利用して残りの報酬を獲得することも可能です。