Flare Network「FLRトークンの配布スケジュール」公開|初回分配は2023年3月17日

by BITTIMES   

Flare Networksは2023年2月10日に、WFLR保有者に配布される予定となっている残り85%分のFLRの配布日・配布スケジュールが決定したことを明らかにしました。待望の初回配布は2023年3月17日に実施される予定だと報告されています。

FIP.01提案の概要と今後のFLR配布方法について説明

Flare Networksは2023年2月10日に、フレアトークン(Flare/FLR)の配布方法などに関する内容を含んだFlare改善提案「FIP.01」が93%の賛成票を得て承認されたことを報告し、「FIP.01提案の概要」と「今後のFLR配布方法」について説明する記事を公開しました。

FLRトークンは元々「2020年12月にXRPを保有していたユーザーに1対1の割合で付与される予定」となっており、2023年1月の初回分配で全体の15%を配布、残り85%分は36ヶ月間にわたって"2020年12月にXRPを保有していたユーザー"に配布される予定となっていましたが、今回FIP.01提案が可決されたことによって残り85%分のFLRは『WFLR保有者』に分配されることになりました。

ラップドFLR(WFLR)への変換作業は自己管理型ウォレットである「Bifrost Wallet」や、専用ポータルとなる「Flare Portal」などを利用することによって自分で行うことが可能で、データプロバイダーであるFlare Time Series Oracl(FTSO)への委譲作業を行えば、委譲報酬も受け取ることが可能となっています。

Flare配布方法の変更内容について

エアドロップ(無料配布)される予定となっていたFlareトークンの残り85%分は「WFLRの全保有者」に分配される予定となっており、FLR分配は当初の計画通り今後36ヶ月間(36回)に分けて実施、「35回分の676,040,637FLR」と「最終回分の584,760,888FLR」に初回15%分を合わせた『合計285億2492万1372FLR』がFlareコミュニティに直接分配されることになると説明されています。

残り85%分のFLRトークンは「30日ごとにWFLR保有ウォレットに比例分配される」と説明されており、トークンは90日以内に請求されなければ焼却(バーン)されるとも説明されています。

配布数量の決定方法については「各ウォレットに支払われる金額を決定するために、配布日前の23日間からランダムに選ばれた3つのブロックに基づいてWFLR残高の平均を計算、受け取ったFLRは流通するWFLRの総量に対する割合としてこの平均値に比例する」と説明されています。

具体的な例としては『あるウォレットに3つのランダムブロック全体で流通するWFLRの平均0.001%が含まれている場合、そのウォレットは次の分配割り当ての0.001%(6760.4FLR)を受け取る資格があることになる』と説明されています。

今後分配されるFLRトークンを受け取るためには、FTSO委譲報酬を受け取る際と同様に「Bifrost Wallet」や「Flare Portal」でクレーム(報酬請求)の作業を行う必要がありますが、Flareは最近「報酬を自動請求できる機能」の実装を可能にしており、Bifrost Walletなど一部のウォレットでは「FTSO報酬の自動請求機能」が提供されているため、各種プロバイダーが今後同様の機能を実装すれば、パブリックトークン配布の自動クレームが可能になる可能性があるとも説明されています。

今後のFLRトークン配布スケジュール

今後36ヶ月間にわたって実施されるFLRトークン分配の初回分配は「日本時間2023年3月17日21:00(UTC:2023年3月17日12:00)」に行われる予定となっており、WFLR保有量の計算は先述の通り「配布日前の23日間からランダムに選ばれた3つのブロックに基づいて計算される」と説明されています。

初回分配以降の分配も30日ごとに実施される予定で、具体的には以下のような日程で配布が行われる予定だと報告されています。

  • 2023年3月17日
  • 2023年4月16日
  • 2023年5月16日
  • 2023年6月15日
  • 2023年7月15日
  • 2023年8月14日
  • 2023年9月13日
  • 2023年10月13日
  • 2023年11月12日
  • 2023年12月12日
  • 2024年1月11日
  • 2024年2月10日
  • 2024年3月11日
  • 2024年4月10日
  • 2024年5月10日
  • 2024年6月9日
  • 2024年7月9日
  • 2024年8月8日
  • 2024年9月7日
  • 2024年10月7日
  • 2024年11月6日
  • 2024年12月6日
  • 2025年1月5日
  • 2025年2月4日
  • 2025年3月6日
  • 2025年4月5日
  • 2025年5月5日
  • 2025年6月4日
  • 2025年7月4日
  • 2025年8月3日
  • 2025年9月2日
  • 2025年10月2日
  • 2025年11月1日
  • 2025年12月1日
  • 2025年12月31日
  • 2026年1月30日

今後のFLRトークン配布スケジュール(画像:Flare Network)今後のFLRトークン配布スケジュール(画像:Flare Network)

なお、今回の発表では『Flareの関連企業・従業員・創設者はトークン分配の一部を獲得するために自分のトークン割り当てを使用することはできない』とも説明されています。

>>「Flare Network」の公式発表はこちら

仮想通貨ニュース|新着

World Chain「Across Protocol」の統合発表|高速・安全なクロスチェーン取引を実現NEW

World Chain「Across Protocol」の統合発表|高速・安全なクロスチェーン取引を実現

米国で新たなXRP現物ETF|資産運用大手が「21Shares Core XRP Trust」申請NEW

米国で新たなXRP現物ETF|資産運用大手が「21Shares Core XRP Trust」申請

カルダノウォレット「Tokeo」がビットコイン統合|Runes・Ordinalsの送受信機能もNEW

カルダノウォレット「Tokeo」がビットコイン統合|Runes・Ordinalsの送受信機能も

クリプタクト「ライブビュー機能」リリース|30以上の仮想通貨取引所残高を一元管理NEW

クリプタクト「ライブビュー機能」リリース|30以上の仮想通貨取引所残高を一元管理

SHIBカードゲーム「Web3版Shiba Eternity」オープンベータ版リリースNEW

SHIBカードゲーム「Web3版Shiba Eternity」オープンベータ版リリース

ビットコイン(BTC)がもらえる「口座開設キャンペーン」開始:ビットポイントNEW

ビットコイン(BTC)がもらえる「口座開設キャンペーン」開始:ビットポイント

仮想通貨入門 - 基礎知識

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説

仮想通貨ビットコインの買い方をわかりやすく解説|取引所と販売所の違いなども紹介

仮想通貨ビットコインの買い方をわかりやすく解説|取引所と販売所の違いなども紹介

DEX(分散型取引所)とは?特徴・使い方・注意点などをわかりやすく解説

DEX(分散型取引所)とは?特徴・使い方・注意点などをわかりやすく解説

市場分析・価格予想

ビットコインは300万ドルまで上昇する?VanEckリサーチ部門責任者の価格予想

ビットコインは300万ドルまで上昇する?VanEckリサーチ部門責任者の価格予想

ビットコイン(BTC)70,000ドルの大台突破|価格上昇の背景は?

ビットコイン(BTC)70,000ドルの大台突破|価格上昇の背景は?

ビットコイン、数ヶ月続く下落トレンド終了か|今は最後の調整局面?

ビットコイン、数ヶ月続く下落トレンド終了か|今は最後の調整局面?

過去最高値更新迫るビットコイン、下落した場合の買い増しラインは?

過去最高値更新迫るビットコイン、下落した場合の買い増しラインは?

金・銀・ビットコインを含むすべての資産が大暴落?ロバート・キヨサキ氏の警告

金・銀・ビットコインを含むすべての資産が大暴落?ロバート・キヨサキ氏の警告

ビットコイン「2025年の目標価格と到達時期」ピーター・ブラント氏の見解

ビットコイン「2025年の目標価格と到達時期」ピーター・ブラント氏の見解