米SEC委員長「イーサリアム現物ETFの上場承認時期」についてコメント
2024年夏の間には承認される見込み
米国証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長は2024年6月13日に、米上院歳出委員会の公聴会でイーサリアム現物ETFの上場承認時期についてコメントしました。
ゲンスラー委員長によると、イーサリアム現物ETFの登録手続きは順調に進んでいるとのことで、「今年の夏の間には承認されるだろう」と予想されています。
個々の発行体はまだ登録手続きを進めていますが、それは順調に進んでいます。今年の夏の間には承認されるだろうと予想しています。
米SECは2024年5月24日に、8社が提出していた「イーサリアム現物ETFの19b-4申請書類」を全て承認していますが、イーサリアム現物ETFの取引を開始するためには、ETFの構造・投資目的・運用方法・リスク要因・手数料などの詳細情報を記載した「S-1書類」の承認も必要となります。
イーサリアム現物ETFの発行企業はS-1書類の修正版を米SECに提出しているため、今後はこれらの書類が承認されるかどうかが重要となりますが、これらの申請は2024年夏の終わりまでには承認される予定とのことです。
ETFの取引開始時期については、先月19b-4申請書類が承認された時点で「実際の取引開始までには数ヶ月ほどかかる可能性がある」と予想する意見が出ていましたが、現在も取引開始を2024年7月〜11月頃と予想する意見が多数見られています。
仮想通貨市場ではここ最近で下落傾向が続いていますが、著名アナリストからは世界的な流動性の観点から「2024年10月頃に大幅な価格変動が起きる」と予想する意見も出ていたため、2024年10月前後は特に注目の時期になると考えられます。
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(公聴会の動画)
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