ビットコイン価格、予想されていた「75万円台」に到達|今後も上昇は続くのか?

by BITTIMES

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は今年2月頃から回復を続けており、本日11日にはこれまで多くの専門家たちが重要視していた70万円を大幅に上回り、一時的に77万円近くまで上昇しました。ビットコイン価格に関する予想はここ最近でも数多く語られていましたが「上昇」を予想していたアナリストたちの予想はほぼ的中しており、現在BTCは一つの節目とされていた74万円前後で推移しています。

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ビットコイン価格、一時的に「77万円」付近まで上昇

ビットコイン(BTC)の価格は、本日11日の午前10時頃から大幅に上昇し、15時には一時的に77万円近くまで上昇しました。その後はやや下落したものの、73万円付近で反発し、記事執筆時点では「1BTC=74万円前後で取引されています。」

2019年4月15日〜2019年5月11日 BTCのチャート(画像:bitbank)2019年4月15日〜2019年5月11日 BTCのチャート(画像:bitbank)

仮想通貨業界の専門家たちは今年の4月2日に大幅な価格上昇が見られて以降、再び価格が大幅に下落する可能性があるとの予想を語っていましたが、結果的には言われていたほど大きな下落は見られておらず、仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)に対する「テザー(Tether/USDT)の裏付け資金不正利用疑惑」や、仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)で発生した「ハッキング事件」などが続いたにも関わらずビットコイン価格上昇の勢いはさらに勢いを増しています。

仮想通貨アナリストの予想は?

ビットコイン価格に対するアナリストたちの予想は、ここ数週間で「下落する」から「上昇する」へと変化してきており、さらなる底値を待っていた投資家たちが「価格上昇に乗り遅れないように」と強気派に移行しているという報告なども出ていました。

また最近では、以前から「市場回復の重要な要因の一つ」とされていたFidelity Investments(フィデリティ・インベストメンツ)の機関投資家向けサービスが"近日中に開始される可能性がある"との報道もなされていたため、本来ならば重要な"壁"となる70万円台も容易に超える可能性があるともいわれていました。

このような複数の理由から、著名なアナリストたちは短期的な予想として「ビットコインは70万円台まで上昇する」と語っていましたが、70万円を超えた後にビットコインがどのように動くかに関しては意見が分かれているため、今後は慎重な動きが見られると予想されます。

BTC取引量「過去最高値」更新まであとわずか

先月末には「ビットコインの取引量」が2017年末の過去最高値に迫ってきていることなども市場回復を示す一つの要因としてあげられていましたが、記事執筆時点ではまだ過去最高値を更新してはおらず、最近の最高値は5月2日の「452,646件」となっています。

1日あたりの確認済みBTCトランザクション数(画像:blockchain.com)1日あたりの確認済みBTCトランザクション数(画像:blockchain.com

しかしながら仮想通貨市場が活発化してきていることは確かであり、これまでの動きを見ると「ビットコイン取引量」が過去最高を超える日もそれほど遠くはないと予想されます。

暗号市場への期待感を高める「複数の要因」

1年前に比べると仮想通貨関連の技術開発はさらに進んできており、最近ではこれまで仮想通貨関連の広告を禁止していたFacebook(フェイスブック)の独自通貨に関する詳細が明らかになってきている他、広告のルールも暖和されるなど、業界にとってもプラスと考えられるニュースが数多く発表されています。

またこれまでに行われてきた複数のアンケート調査では、機関投資家や億万長者の大半が「今後数年以内に仮想通貨に投資しようと考えている」または「すでに投資している」ということも明らかにされています。

このような複数の要因から「ビットコイン価格が現在の70万円台で一度下落することになったとしても、その後は多くの投資家たちが"買い"で市場に参入する可能性が高い」との見方も出てきており、現在は"ビットコインはすでに底打ちしている"との意見が強まっています。

ビットコインの半減期が約1年後に迫っていることなども価格上昇の要因として以前から考えられており、そのような予想を語る専門家たちも価格上昇は今年の5月から始まると予想していたため、このような著名投資家やアナリストたちの今後の予想にも注目です。

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