ブロックチェーンゲームやNFT関連サービスの開発を行なっている「CryptoGames株式会社」は2021年3月4日に、イラストレーターが自分の作品をNFTアートとしてブロックチェーン上で発行できる新サービス『NFT Studio』を2021年3月にリリースすることを発表しました。
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自分の作品をNFTアートとして発行「NFT Studio」公開へ
CryptoGames株式会社は2021年3月4日に、イラストレーターが自分の作品をNFTアートとしてブロックチェーン上で発行できる新サービス『NFT Studio』を2021年3月にリリースすることを発表しました。
Non-Fungible Token(NFT)とは、”世界に1つだけしか存在しない唯一無二のデータ”として価値を生み出すことができる代替不可能なトークンのことであり、現在は「ゲーム内アイテム・アート作品・音楽作品・不動産」などといった様々なものがNFTとして発行されています。
CryptoGames社が新たに公開する「NFT Studio」は、イラストレーターが自身の作品をNFTアートとしてブロックチェーン上に発行できるサービスとなっているため、クリエイターがNFTアート作品を発行する事例が増加し、業界の発展が促進されると期待されています。
「NFT Studio」のサービス内容について
「NFT Studio」では、イラストレーターが発行したNFTアート作品を売買することができますが、購入したNFTアート作品は二次流通市場で売買することも可能となっており、二次流通売買が行われた際には売買手数料の一部がクリエイターに永続的に還元される仕組みが採用されています。
なお、発行されるNFTは全て「発行枚数1点のみ」とされる予定だと報告されており、NFTを所有するオーナーには「高画質なマスタデータの取得」や「イラストの商用利用権」などといった特典が規定されていると説明されています。
さらに同社は『クリエイターがNFTを発行する上での様々なハードルや課題に対して、サービスでのサポートと勉強会などを通して、クリエイターのNFT発行の裾野を広げていく』とも述べており、『二次創作イラストのNFTをクリエイターが発行・販売できるように、版権元への許諾とロイヤリティ分配のスキームの検討も推進していく』とも説明されているため「アート×NFT」の業界が長期的に成長・発展していくことになると期待されます。
なお、NFT Studioの公開時には「著名絵師3名」と「CryptoGames社が保有するIP(知的財産)」が参画する予定だとされており、詳細については順次発表する予定だと説明されています。