
ディーカレットDCP「二層構造デジタル通貨プラットフォーム」の関連特許登録
ディーカレットDCPは2022年12月27日に、同社が事務局を務めるデジタル通貨フォーラムで検討が進められている「二層構造デジタル通貨プラットフォーム」の関連特許が登録されたことを発表しました。
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二層構造デジタル通貨プラットフォームとは?
二層構造デジタル通貨プラットフォームとは、ディーカレットDCPが開発しているデジタル通貨の発行・送金・償還プラットフォームであり、「共通領域」と「付加領域」と呼ばれる二つの領域を連携させて、二層構造デジタル通貨「DCJPY(仮称)」を発行・送金・償却できるプラットフォームとなっています。
「共通領域」は預金として整理されるDCJPYを銀行が発行・送金・償却する領域であり、それに付随する残高管理などの業務を行うための機能や、銀行が各システムと連携するための仕組みを提供します。
「付加領域」は各事業者のニーズにあわせプログラミングされたサービスや機能を提供できる複数存在する領域で、DCJPYとモノの流れをリンクさせ支払決済をすることが可能となっています。
スマートコントラクト活用でより便利な支払いを実現
今回登録された特許は「二層構造デジタル通貨プラットフォームに付随する二層構造デジタル通貨の価値移転システム」であり、事業者はこの技術を活用することによってデジタル通貨を簡単に運用することが可能、二層構造デジタル通貨プラットフォーム上で商品やサービスの対価としてデジタル通貨を移転することができると説明されています。
このシステムでは、ブロックチェーン上で特定の条件が満たされた時に契約や取引を自動執行することができる「スマートコントラクト」を用いてデジタル通貨を自由に動かすことができるため、「商品の受け渡しと支払いを同時に行う決済」や「条件付きの支払い指示」などが可能になるとのことです。
具体的には「NFTマーケットプレイスと連携してクレジットカードや暗号資産を利用せずに即時にNFTの購入ができる仕組み」や「インターネットで商品を購入した際に配達完了の条件で契約が成立し自動清算する機能」などが提供可能で、「企業間決済で行われている振込業務などの簡略化やサービスを提供したのに支払いがされない」といったトラブルを防ぐことにもつながるため、人手を費やす業務を減らすこともできると説明されています。
二層構造デジタル通貨プラットフォームの詳細にはついては「DCJPYのホワイトペーパー」の中で詳しく説明されています。

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