ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年4月2日〜8日
2023年4月2日〜8日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2023年4月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
macOSに「BTCホワイトペーパーの隠しファイル」
Apple(アップル)が提供している「macOS」に仮想通貨ビットコイン(BTC)のホワイトペーパーが隠されていたことが技術者であるAndy Baio氏の報告で明らかになりました。macOSの利用者は2つの方法でビットコインのホワイトペーパーの隠しファイルを確認することができます。
隠しファイルの確認方法も紹介
自民党web3PT「Web3ホワイトペーパー」公開
自民党デジタル社会推進本部のweb3プロジェクトチーム(web3PT)は2023年4月6日に、暗号資産の国際的なルール策定・税制改正・NFT・分散型自律組織(DAO)・メタバースなどといった様々な分野にまたがる問題点と提言をまとめた『web3ホワイトペーパー(案)』を公開しました。
今回のWeb3ホワイトペーパーでは「国際的なルール策定、税制改正、監査機会の確保、分散型自律組織(DAO)、各種トークンの審査・発行・流通、消費者保護、金融機関のweb3参入、NFTビジネス、投資ビークル・スキームの多様化」などのテーマに対する「問題の所在」と「提言」が記載されています。
Web3ホワイトペーパーの内容はこちら
Twitter、ロゴ画像が一時的に「ドージコイン」に
Twitter(ツイッター)は2023年4月4日に、Twitterを象徴する青の鳥のアイコンをドージコイン(Dogecoin/DOGE)のシンボルに一時変更しました。
この変更によってDOGE価格は急騰したものの、その後7日には再び画像が「青い鳥のロゴ画像」に戻されており、一連の変更に対しては『あまりにも無責任すぎる』といった批判の声も出ています。
IDOL3.0 PROJECT:メンバー募集開始
Nippon Idol Token(NIDT)を発行している株式会社オーバースは2023年4月4日に、総合プロデューサーに秋元 康氏を同社が迎えて進めている新規アイドルグループ創造プロジェクト『IDOL3.0 PROJECT』が公式ホームページでメンバー募集を開始したことを発表しました。
また、2023年4月7日には「暗号資産NIDTの購入申込みを行なった人々に付与される権利の詳細」なども発表されています。NIDT購入申込者には「メンバー候補生の選出投票権・ファイナルステージ進出者約100名によるお披露目イベントへの参加権・VIPイベントへの招待」などの権利が付与されると説明されています。
メンバー募集の詳細などはこちら
Ralph Lauren、一部店舗で仮想通貨決済対応
仮想通貨決済プロバイダーである「BitPay(ビットペイ)」は2023年4月4日に、人気のファッションブランド「Ralph Lauren(ラルフローレン)」がマイアミ・デザイン・ディストリクトにある新しい店舗で仮想通貨決済を受け入れ始めたことを発表しました。
ラルフローレンのマイアミ・デザイン・ディストリクト店は、ラルフローレンの小売店として初めて仮想通貨決済に対応する店舗になるとのことで、BitPayとの提携によって同店舗の利用者は14種類の仮想通貨で支払いを行うことができるようになったと報告されています。
利用可能な仮想通貨の種類などはこちら
Paima:ゲーム分野で「Cardano」の利便性強化
Web3ゲームエンジン「Paima Engine」を提供している「Paima Studios」は2023年4月4日に、同社が展開するクロスチェーンネットワークにカルダノ(Cardano/ADA)を統合したことを発表しました。
今回の統合によって、Cardanoウォレットの利用者はあらゆるオンチェーンゲームにウォレットを接続して直接ADAを用いてゲームをプレイすることができるようになるとのことで、他のネットワークのユーザーもCardanoブロックチェーンを基盤としたゲームをプレイできるようになると報告されています。
Cardanoをトップのゲーミングチェーンに
プロ向けサービス「OpenSea Pro」公開
OpenSea(オープンシー)は2023年4月4日に、NFTプロトレーダー向けの高機能サービスとなる「OpenSea Pro」を公開しました。
OpenSea Proは、OpenSeaが2022年4月に買収したNFTアグリゲーター(複数のNFTマーケットの情報を集約するサービス)「Gem V2」をリブランディングした新サービスであり、合計170以上のNFTマーケットプレイスからNFT情報を集約して利用者に提供する仕組みが採用されています。
新たに公開されたOpenSeaProとは?