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カルダノとリップルが協力?ホスキンソン氏とガーリングハウス氏が「団結」呼び掛け

「非常に協力的で素晴らしいCEO」と称賛

カルダノ(Cardano/ADA)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は2024年11月13日に、XRPを活用したサービス展開で知られるリップル(Ripple)のブラッド・ガーリングハウス氏と会話したことを報告して、ガーリングハウス氏を「非常に協力的で素晴らしいCEO」と称賛しました。

具体的な会話の内容は明かされていないものの、ホスキンソン氏が13日に投稿した一連のポストでは、仮想通貨業界全体で団結してブロックチェーン技術の大規模採用に取り組んでいく方針が語られているため、現在は「カルダノとリップルの協力」などに期待が高まっています。

今、ブラッド・ガーリングハウス氏と話をしました。彼は素晴らしいCEOで、とても協力的なので、これからの展開が楽しみです。

Ripple CEOも「仮想通貨コミュニティの団結」を呼び掛け

ホスキンソン氏の投稿にはガーリングハウス氏も返信していて「温かい言葉をありがとうございます」と感謝した上で「今こそ仮想通貨コミュニティが団結し、公平な競争環境と明確なルールを求める時だ」と呼び掛けています。

カルダノとXRPなど異なる仮想通貨のコミュニティでは、一部で批判的な意見や対立的な意見が見られることもありますが、ホスキンソン氏とガーリングハウス氏は「仮想通貨コミュニテイ全体で団結することの重要性」を強調しており、ガーリングハウス氏は「潮が満ちればすべての船が浮かび上がる」ともコメントしています。

温かい言葉をありがとうございます。今こそ仮想通貨コミュニティが団結し、公平な競争環境と明確なルールを求める時です。

潮が満ちればすべての船が浮かび上がります。

『業界全体が団結すれば誰にも止められない』

ホスキンソン氏はその後の投稿で「仮想通貨業界全体が業界を次のレベルに引き上げるために団結すれば止められなくなる」とも説明していて、「私たちはブロックチェーン利用者が10億人に到達するまで立ち止まらない」と強い意思を示しています。

止められないものは何かご存じですか?それは『仮想通貨業界全体が業界を次のレベルに引き上げるために団結すること』です。ブロックチェーンユーザーが10億人に到達するまで、私たちは立ち止まりません。

チャールズ・ホスキンソン氏は今月10日に行われたライブ配信で「トランプ政権下で米国の仮想通貨政策を支援する方針」を明かしており、「ワシントンDCの議員や政権メンバーと協力して、業界の主要リーダーと連携しながら仮想通貨政策の育成・促進を支援するつもりだ」と語っています。

米国の仮想通貨政策の詳細は現時点で不明であるものの、トランプ政権下では仮想通貨・ブロックチェーンとも関わりの深い複数の人物が重要な立場に就き、米国を”仮想通貨業界の中心地”にするための取り組みが行われていくとみられているため、今後ホスキンソン氏やガーリングハウス氏などの業界リーダーが積極的に協力していく可能性もあると期待されています。

仮想通貨業界では非常に多くの仮想通貨やブロックチェーンが展開されていますが、業界リーダーやコミュニティが団結すれば、それぞれのチェーンの相互運用性が向上し、一般ユーザーとしての利便性も高まり、仮想通貨業界全体の成長が大幅に促進されると期待されます。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用