仮想通貨の格付けを早い時期から開始したことでも知られる米国の格付け機関「Weiss Ratings(ワイスレーティングス)」は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)に対する評価が”過去最高”となる「A−」となったことを2019年7月8日に報告しました。BTC価格は再び回復し始めており、本日10日の午前10時頃には「140万円台」に突入しています。
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ビットコイン、過去最高評価「A−」を獲得
米国の格付け機関である「Weiss Ratings」は、同社の「仮想通貨格付け」においてビットコイン(BTC)の評価が過去最高となる「A−」になったことを2019年7月8日に報告しました。
当社の最高格付け資産であるビットコインは、2018年1月に「Weiss Crypto Ratings」を発表して以来初めての「A-」です。
「Weiss Ratings」は、以前までビットコインを「B」や「C+」と評価しており、主流の仮想通貨と同レベルまたはそれ以下の資産として位置付けていました。しかし今回の評価によって、ビットコインは同社の格付けで”最も高い評価を受けている仮想通貨”となっており、以前まで高評価を受けていた、
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・イオス(Eos/EOS)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・リップル(Ripple/XRP)
・カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)
・アイオータ(IOTA/MIOTA)
などの資産を上回っています。
「価格上昇率」や「技術の発展」などで高評価
「Weiss Ratings」が公開しているビットコイン評価の詳細情報では「リスクに対する報酬=B」「技術と普及率=A」と評価されており、ビットコインの評価が大幅に上がったのは「技術開発が進んだことによって取引速度が向上したこと」や「ビットコイン価格の上昇が続いていること」に関連していると伝えられています。
同社のデータによると、ビットコインの過去90日間の上昇率は2019年7月10日時点で「163.96%」だとされており、投資家の人々に素晴らしい利益を生み出していることが示されています。
その他の情報としては、ビットコインは199社の仮想通貨取引所に上場しており、取引ペア数は8,699ペアにのぼっていることも報告されています。最も取引量が多い仮想通貨取引所は「BINANCE(バイナンス)」であり、最も取引量が多い通貨ペアは「BTC/USDT」だとされています。
ビットコイン価格は、本日10日の午前10時頃に「140万円」を突破しており、現在も上昇傾向が続いています。2019年の最高値である「150万円」も目前に迫ってきているため、このラインを越えることができれば過去最高値である「240万円」の突破も現実的な話であると言えるでしょう。
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2019年7月10日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、今月2日に106万円近くまで下落しましたが、その後は少しづつ回復してきており、2019年7月10日時点では「1BTC=1,411,952円」で取引されています。
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