ビットコイン、トレンドライン突破で「140万円」回復|続く上昇に伝説の投資家も注目

by BITTIMES

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は6月末頃から停滞が続いていましたが、先日8日以降は再び上昇が続いており、本日9日には一時的に140万円近くまで回復しました。わずかな下落を挟みつつも徐々に価値を高めてきているBTCは、さらに多くの投資家の関心を集め始めています。

こちらから読む:2020年末"1,000万円"到達の可能性「ビットコイン」関連ニュース

BTC価格「140万円」まで回復

ビットコイン(BTC)の価格は、先日8日の17時頃から回復し始めており、本日9日の午前11時頃には「1BTC=140万円」まで回復しています。125万円付近の価格帯はトレンド転換の重要ラインとしても考えられていたため、先日このラインを突破したことによって買いが増加していると考えられます。

2019年6月3日〜2019年7月9日 BTC/JPYの4時間足チャート(画像:bitbank)2019年6月3日〜2019年7月9日 BTC/JPYの4時間足チャート(画像:bitbank)

記事執筆時点では140万円付近の抵抗線で停滞していますが、現在の勢いから考えるとこのラインを突破するのも時間の問題だと予想されます。今後注目すべきは2019年の最高値である「150万円の壁を越えれるか?」になるでしょう。

150万円を越えた場合には、180万円、210万円付近が新たな壁になると予想されます。過去数カ月間の動きでは、主要な抵抗線として考えられているラインで反発を繰り返しながら緩やかに上昇している傾向が見られるため、180万円台到達後に再び下落する可能性も十分あると予想されます。

価格急騰は起こらない?緩やかな上昇の可能性

ビットコイン価格が過去最高値である「240万円」を突破するまでには、もう少し時間がかかると考えられますが、今年の初め頃に比べると「過去最高値更新」を信じる人の数は圧倒的に増えてきています。

多くのトレーダーやアナリストたちは、2019年末頃までにはビットコインがこの価格帯を突破すると予想しており、今後はそれに向けて少しづつ価値を高めていくことになると予想しています。

過去のチャートデータに基づいて「今後はゆっくりと価格上昇が続く」と予想していた匿名アナリストは、ビットコイン価格が今年10月に16,000ドル(約173万円)に達すると予想しています。

実際のビットコイン市場が、一般的な予想を上回る価格帯で推移し続けていることを考慮して考えると、今後は180万円〜210万円を目標にして推移していくことになると考えられます。

市場への関心は増加傾向|伝説の投資家も「買い」を示唆

「伝説の投資家」とも呼ばれる「Mobius Capital Partners LLP」の創設者Mark Mobius(マーク・モビアス)氏は、先日「Bloomberg」の番組に出演した際に『最終的に人々がビットコインを信用するようになり、成長が続くのであれば、私は買い手に回らなければいけなくなる』と語っています。

モビアス氏は今年5月に行われたインタビューの中で「人々の心の中には"簡単かつ内密に送金したい"という欲求が間違いなく存在するため、ビットコインは今後も世界中の人々に求められていくことになるだろう」との考えを語っていましたが、それと同時に『実際に投資するかどうかは別の話だ』とも語っており、自分自身は投資していないと説明していました。

今回のインタビューで語られた内容は、このように考えているモビアス氏も「価値や需要が高まるにつれて"ビットコイン投資"に心が動いていることを示している」と言えるでしょう。

ビットコインに限らず「お金の価値は人々の信頼によって保たれている」という考え方がありますが、仮想通貨市場の長期的な成長は、これらの通貨に対する"信頼度"が徐々に高まってきていることを示しています。

仮想通貨にまだ触れていない人々の中には「1BTC=数百万円」という価格に抵抗を感じている人もいるようですが、将来日常的に使用される際の通貨の単位が「Satoshi(0.00000001BTC)」になると仮定して考えると、現在の「1Satoshi」は「0.013円」にあたるため、まだまだ自然な価値であるとも考えられます。

今後実際に「Satoshi単位」で日常的な支払いが行われるようになれば、ビットコインに対する信頼はさらに高まっていくことになるでしょう。2019年7月9日13時時点のビットコイン価格は「1BTC=1,374,318」円で取引されています。

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