2019年7月14日〜20日にかけて紹介した仮想通貨・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2019年7月の「仮想通貨・ブロックチェーン」ニュース
BITPointの流出事件に関する記者会見まとめ
仮想通貨取引所BITPoint(ビットポイント)は、2019年7月16日に先週発生した仮想通貨の流出事件に関する記者会見を開きました。
以下の記事では「記者会見で説明が行われた事柄の概要」や「質疑応答の要点」を実際の動画とともにまとめています。
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国内取引所の「セキュリティ対策」まとめ
仮想通貨取引所からの不正流出事件が相次いでいることを受けて、国内仮想通貨取引所の「セキュリティ対策・資産管理状況」に関するまとめ記事を作成しました。
日本国内でサービスを提供している仮想通貨取引所11社が行なっている対策や要点を取引所別にまとめているので、利用する仮想通貨取引所の参考にされてみてください。
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「短期的な下落は気にするな」John McAfee
ビットコイン(BTC)の価格は、今週17日に100万円を下回るラインにまで下落しましたが「2020年末までにビットコイン価格が1億円に達する」と予想しているJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、依然として強気な姿勢を維持しています。
同氏は現在の動きに不安を感じている人々に対して「短期的な下落は気にする必要がない」とアドバイスしており、一部のアルトコイン価格は現在の10倍ほどにまで上昇すると語っています。
ジョン・マカフィー氏からのアドバイスはこちら
BTC価格「急上昇」を予想:Tom Lee
ビットコインの今後に関しては、米国の調査会社「Fundstrat Global Advisors(ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズ)」の共同創業者であるThomas Lee(トーマス・リー)氏も強気予想を維持しており、ビットコイン価格は今後4ヶ月ほどで「2万ドル〜4万ドル(約216万円〜約432万円)」に達する可能性があると予想しています。
同氏は「現在の価格下落は市場が健全な証である」として今後の値動きに関しても楽観的な意見を語っており、その他複数のニュースもポジティブに捉えています。
トーマス・リー氏が語った内容はこちら
日本主導の「仮想通貨版SWIFT」創設か
金融庁と財務省が主導しているという「仮想通貨版SWIFTを創設する計画」が国際的な機関である「金融活動作業部会(FATF)」によって承認されたことが明らかになりました。
この「仮想通貨版SWIFT」は、仮想通貨を国内外の取引所に送金する際に”個人情報”を素早くやりとりできるようにするためのものだと報告されています。
「仮想通貨版SWIFT」の詳細はこちら
「ビットコインは誰にも止められない」米国会議員
世界各国の政府は仮想通貨規制を強化する取り組みを進めていますが、米国のPatrick McHenry(パトリック・マクヘンリー)議員は、ビットコインのような完全に分散化された仮想通貨は「止めることができるものではなく、止めるべきでもない」と語っています。
同氏は完全に分散化された仮想通貨は止めることはできないものの、特定の企業などに管理されている”完全に分散化されていない仮想通貨”は止めることが可能だと説明しています。
マクヘンリー議員が語った内容はこちら
3Dブロックチェーンエクスプローラー公開
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)を開発していることでも知られる「IOHK」は、ビットコインの取引履歴を3Dで確認することができるブロックチェーンエクスプローラー「Symphony 2.0」をリリースしました。
「Symphony 2.0」は利用者がより楽しみながら履歴を確認できるように、視覚的にも聴覚的にも新しい細工が施されています。
「Symphony2.0」の詳細はこちら