3Dでビットコイン・ブロックチェーンが確認できる「Symphony 2.0」公開:IOHK
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の開発を行なっていることでも知られる「IOHK」は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)の取引履歴を3Dで確認することができるブロックチェーンエクスプローラー「Symphony 2.0」をリリースしました。このツールは美しい映像や音と共に仮想通貨の取引履歴を確認できるものとなっています。
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「Symphony 2.0」とは
「Symphony 2.0」は、ビットコインブロックチェーンに記録されている取引履歴を"美しい3Dグラフィック"で確認することができるブロックチェーン・エクスプローラーです。
一般的なブロックチェーン・エクスプローラーは、サイト上で取引履歴を検索して確認することができる単純なものとなっていましたが、「Symphony 2.0」は利用者がより楽しみながら履歴を確認できるように、視覚的にも聴覚的にも新しい細工が施されています。
このブロックチェーン・エクスプローラーでは、検証済みのトランザクションが同心円で表示されており、各取引は六角形の"クリスタル"として表現されています。また、それぞれのブロックには「独自の音」がつけられており、クリスタルの高さは値、明るさは消費率、そしてそれらの取引データに基づいた音が作り出されていると説明されています。
「Symphony」で確認することができるブロックチェーンは、今のところ"ビットコイン(BTC)のみ"となっていますが、今後は同じコードを用いてイーサリアム(ETH)のバージョンを作成し、その後はカルダノ(ADA)のバージョンも作成される予定となっています。
ブロックチェーンを学びたい人々のために
(画像:IOHK)
IOHKは、楽しくブロックチェーンに触れることができる「Symphony」を提供することによって、「ブロックチェーン技術についてもっと知りたいと思ってはいるものの、それに関する知識を有していない」という人々に新しい機会を提供することができると考えています。
「Symphony」はブラウザを通じて公式サイトで利用することができるようになっており「Google Chrome」での利用が推奨されています。
サイトに接続すれば「デスクトップPC・ノートパソコン・モバイル端末」のどれでも利用することができますが、端末によっては動作が重くなってしまう可能性があるため注意が必要です。
公式発表では、ラップトップやモバイル端末を利用しているユーザーは「中品質のオプション(MEDIUM)」を利用し、高性能なデバイスを利用しているユーザーは「高品質のオプション(HIGH)」を利用することが推奨されています。これらのオプションは「Symphony」を利用する前に表示される画面で選択することができるようになっています。
>>「Symphony 2.0」はこちらから利用することができます。
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