Cardano:Shelley報酬付きテストネット「開始予定日」が決定
カルダノ(Cardano/ADA)の開発を担っている「IOHK」は、2019年11月26日に「Shelleyインセンティブ付きテストネット」の"残高スナップショット"が2019年11月29日午後9時(日本時間)に実施される予定であることを発表しました。テストネットへの参加を予定している人は、この期日までには保有しているADAを「DAEDALUS(ダイダロス)」または「YOROI(ヨロイ)」ウォレットに移動しておく必要があります。
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残高スナップショット「2019年11月29日」を予定
カルダノ(Cardano/ADA)の開発部門である「IOHK」は2019年11月26日のツイートで、Shelley(シェリー)のインセンティブ付きテストネットを開始するための「残高スナップショット」が2019年11月29日午後9時(日本時間)に実施される予定であることを発表しました。
インセンティブ付きテストネットでは、この「残高スナップショット」で記録されたADA保有数に基づいて"テスト用ADA"を発行し、それらのADAを使用してステーキングのテストを行うため、ADAを複数のウォレットに分けて保有している方は期日までに「DAEDALUS(ダイダロス)」または「YOROI(ヨロイ)」ウォレットに移動しておくことが重要です※。
※テスト用ADAは実際に使用することはできませんが、テストネットで報酬として配布されたADAは後日メインネットでも使用することができます。ADA保有数が多いほど多くの報酬を得ることができるため、残高スナップショット時にADAをまとめて保有しておくことが重要となります。
Shelleyインセンティブ付きテストネットの残高スナップショットは11月29日日本時間午後9時を予定しています。参加するためにはこの日までに必ずADAをDaedalusまたはYoroiに入れておいてください。https://t.co/Qu0NdgQSKt #Shelley #Cardano #CardanoCommunity pic.twitter.com/XAUpU45a4E
— Input Output (@InputOutputHK) November 26, 2019
2019年11月29日午後9時時点で「DAEDALUS」または「YOROI」にADAを保有していた方であれば、誰でも「インセンティブ付きテストネット」に参加することができます。今回のテストに対応しているウォレットはこの2つのウォレットとなっており、「取引所ウォレット・ハードウェアウォレット・その他サードパーティ製ウォレット」で保管しているADAはスナップショットの対象とならないため注意が必要です。
テストネット開始は「2019年12月9日」予定
「残高スナップショット」が実施された後は「インセンティブテストネット専用ウォレット」が公開されます。その後は2019年12月5日に"報酬付与のパーセンテージ"などを含む「ステーキング報酬の詳細情報」が公開され、2019年12月9日に「インセンティブ付きテストネット」が正式にリリースされる予定です。
今回のテストネットで"実際に使用できるADA"が報酬として配布されるのは、より多くのユーザーを参加させることによって、ステーキング報酬システムの問題点などを最大限に改善し、Cardanoネットワークをより強固なものにするためのものです。
テストネットと聞くと難しい印象も受けますが、Cardanoの「インセンティブ付きテストネット」は誰もが簡単な手順で参加することができる仕組みに設計されており、メインネットで保有しているADAを失う危険性なども排除されているため、興味のある方は参加してみると良いでしょう。
「インセンティブ付きテストネット」に関する詳細は以下の公式サイトで詳しく説明が行われています。
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カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は先日25日に3円台まで下落したものの、その後はやや回復しており、2019年11月27日時点では「1ADA=4.01円」で取引されています。
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