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ビットコインは時代遅れ「1BTC=1億円予想」を取り下げ:ジョン・マカフィー


ビットコイン強気派としても知られるJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、2020年1月6日のツイートで同氏が以前から語っていた「BTC価格は2020年末までに100万ドル(約1億円)に達する」という予想が”策略”だったことを明かし、古くなったビットコインの代わりに新しい仮想通貨が台頭してくることを示唆しました。

こちらから読む:BTC価格「1億円以下は数学的に無理」マカフィー氏の強気予想

「1BTC=1億円予想」は新規ユーザー獲得の策略

John McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、2017年に『ビットコイン価格は2020年末までに50万ドル(約5,000万円)に達する』という非常に強気な予想を語り、もしこの予想が当たらなかった場合は『テレビで自分のペ○スを食べる』とまで発言しました。

同氏はこの予想を語った後に予想価格を倍額の「1BTC=100万ドル(約1億円)」にまで引き上げた上で、非常に強気な姿勢を維持し続けていたため、”マカフィー氏の1億円予想”は世界中で大きな注目を集めていました。

しかしながらマカフィー氏は、2020年1月6日のツイートでこの予想が”新規ユーザーを集めるための策略だった”ということを明らかにしました。


あと12ヶ月で私がペ○スを食べるって?

新規ユーザーを乗せるための策略でした。

ビットコインが最初でした。それは昔の技術です。誰もが知っています。

新しいブロックチェーンには、プライバシー・スマートコントラクト・分散型アプリなどがあります。

ビットコインは私たちの未来ですか?

モデルTは自動車の未来でしたか?

「新たな仮想通貨の台頭」を示唆

マカフィー氏は今回のツイートで「1BTC=1億円」の予想を覆しただけでなく、「ビットコインは今や”古い技術”になっている」とも語っています。同氏はビットコインを”昔の技術”と表現した一方で、新しいブロックチェーンには「プライバシー・スマートコントラクト分散型アプリ(DApps)」などの機能が備わっていると語り、イーサリアム(ETH)のような第2世代のブロックチェーンがこれから成長していくことを示唆しました。

今回のツイートで挙げられている「モデルT」とは、米国の大手自動車メーカー「Ford(フォード)」が開発した自動車のことを指しています。日本で「T型フォード」として知られいるこの自動車は1908年〜1927年までの期間で大量生産に成功したものの、改良が行われなかったことで陳腐化したことでも知られています。

マカフィー氏は「具体的にどのような仮想通貨が業界の未来を担うと考えているのか」については明らかにしていないものの、このツイートに寄せられたコメントに回答する形で、
・オススメのプライバシーコインは?→モネロ(XMR)
・オススメのスマートコントラクトは?→イーサリアム(ETH)
XRPは未来だ。→違う
と語っています。

同氏は昨年10月にイーサリアムベースの分散型取引所「McAfeeDex」を立ち上げており、その後はイーサリアムの技術を用いて複数の仮想通貨を発行する計画なども発表しているため、イーサリアムを高く評価している可能性は高いと考えられます。

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