Yahoo(ヤフー)が仮想通貨取引業に参入か?
Yahoo(ヤフー)が仮想通貨交換業に参入する可能性があることを3月23日に日本経済新聞が報じました。日経新聞によると、Yahooは子会社を通じて4月に金融庁の登録業者であるビットアルゴ取引所東京の株式の40%を取得するとのことです。両社は資本提携で合意しており、すでに金融庁にも通知しているとされています。
ヤフーの100%子会社である、外国為替証拠金(FX)取引業者のワイジェイFXがビットアルゴ社の株式の一部を取得します。
同時にビットアルゴ社がワイジェイ社に第三者割当増資を行い、計40%の株式を保有するとされており、取得額は約20億円とのことです。
仮想通貨の取引に必要なシステム整備などを行なった後、2019年の春に追加出資を検討する予定とのことで、ヤフーのグループ会社が追加で株式を購入する予定となっています。
金融庁に申請して登録が完了するまでには年単位の時間がかかるため、Yahooが実際に仮想通貨市場に参入するのは2019年の4月以降になるとみられています。
今年の4月移行にワイジェイ社からビットアルゴ社に経営幹部やシステムに詳しい人材を複数人送る予定となっており、その後1年程度をかけて仮想通貨交換業に必要なシステムの更新などを行い、顧客管理や内部管理など企業統治の体制を整える予定とされています。
また日経XTECHの報道によると、ヤフーは問い合わせに対して「出資の可能性を含めてビットアルゴ取引所東京と交渉しているのは事実だが、決定した事柄はない」と回答したとのことです。
(追記:3月25日)
この報道内容は後にビットアルゴ社が否定しています。
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