暗号資産取引所「BitTrade(ビットトレード)」の基本情報やサービスの概要、取り扱う仮想通貨・特徴・メリット・デメリットなどを初心者向けにわかりやすく解説します。
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BitTrade(ビットトレード)とは
BitTrade(ビットトレード)とは、日本の暗号資産交換業者である「ビットトレード株式会社(関東財務局長 第00007号)」が運営している2016年5月に設立された暗号資産取引所です。同取引所は以前まで「Huobi Japan(フォビジャパン)」としてサービスを提供していましたが、2023年2月15日にはサービス名とロゴが「BitTrade(ビットトレード)」に変更されています。
取り扱う仮想通貨
BitTrade(ビットトレード)が取り扱っている暗号資産は、2024年9月時点で以下の42銘柄となっています。
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・エックスアールピー(XRP)
・ライトコイン(LTC)
・モナコイン(MONA)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・ステラルーメン(XLM)
・ネム(XEM)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・オントロジー(ONT)
・トロン(TRX)
・クアンタム(QTUM)
・シンボル(XYM)
・リスク(LSK)
・カルダノ・エイダ(ADA)
・ポルカドット(DOT)
・アイオーエスティー(IOST)
・ビットコインSV(BSV)
・ジャスミーコイン(JMY)
・コスプレトークン(COT)
・テゾス(XTZ)
・ディープコイン(DEP)
・パレットトークン(PLT)
・アスターネットワーク(ASTR)
・フレア(FLR)
・ボバネットワーク(BOBA)
・コスモス(ATOM)
・イオス(EOS)
・ドージコイン(DOGE)
・シバイヌ(SHIB)
・ザ・サンドボックス(SAND)
・アクシーインフィニティ(AXS)
・メイカー(MKR)
・ダイ(DAI)
・ポリゴン(MATIC)
・ソーラー(SXP)
・ソラナ(SOL)
・アプトス(APT)
・トンコイン(TON)
・スイ(SUI)
・ビルドアンドビルド(BNB)
サービスの種類・概要
販売所
「販売所」サービスは、ビットトレードとの間で暗号資産を売買することができるサービスです。販売所サービスの取引画面は非常にシンプルな作りとなっており、取引時点の「売値」と「買値」が表示されている画面で「取引数量」や「取引金額」を入力するだけで簡単に暗号資産を売買することができるため、初心者の方でも気軽に暗号資産を取引できるようになっています。
取引所
「取引所」サービスは、板取引画面を利用してユーザー同士で暗号資産を売買することができるサービスです。「取引所」を利用すると、チャート画面やリアルタイムな注文状況を見ながら取引することができるため、自分で市場の状況を確認しながら暗号資産を取引することが可能です。
また、ビットトレードの取引所サービスでは「トレンドライン」なども簡単にひくことができるようになっているため、過去の値動きを分析しながらトレードすることも可能です。
レバレッジ取引(証拠金取引)
「レバレッジ取引(証拠金取引)」サービスは、証拠金を口座に預け入れることによって、預け入れた証拠金以上の取引を行うことができるサービスです。ビットトレードでは”レバレッジ2倍”で証拠金取引を行うことができるため、預け入れた証拠金が100万円の場合は200万円までの取引が可能になります。
レバレッジ取引サービスでは「売り(ショート)」ポジションを持つこともできるため、”下落相場でも利益を出せる可能性がある”というメリットがある他、証拠金として預け入れた資金よりも大きな金額の取引が可能なため、”投資効率が良く資金に対して大きな利益が見込める”などのメリットもありますが、その一方では多額の損失を被る可能性もあり、証拠金以上の損失が発生する場合もあるため注意が必要です。
貸暗号資産サービス
貸暗号資産サービスは、自分が保有している仮想通貨をビットトレードに一定期間貸し出すことによって貸出条件に応じた賃借料を受け取ることができるサービスであり、専門知識は不要、ビットトレードの貸暗号資産サービス画面から申し込むだけで暗号資産を増やすことができるようになっています。
貸借料率(年率)・貸出期間・貸出数量上限などの貸出条件は募集毎に異なり、貸暗号資産シミュレーターで受け取れる賃借料のシミュレーションを行なった上で申し込みを行うことが可能となっています。
なお、ユーザーが行う必要があるのは「申込み」だけで、貸出期間終了後の返却期間には自動的に増えた暗号資産が対象者のビットトレード口座に付与されます。
積立暗号資産
積立暗号資産は、期間・金額・暗号資産を指定することによって販売所サービスで自動的に仮想通貨を注文・購入できる機能です。
この機能はPCサイトやスマホアプリから利用することが可能で、積立手数料は無料、一度積立プランを設定すると、次回から自動で暗号資産を購入できるようになっています。
【積立暗号資産サービス概要】
毎日・毎週など自分が指定した期間ごとに、販売所で自動的に決まった金額の暗号資産を注文・購入することが可能。一度積立プランを設定すると、次回から自動で暗号資産の購入ができるため、手間をかけずに初心者でも簡単に投資できる(プランの解除で暗号資産の購入が停止します)。
【対象環境】
PCサイト、アプリ(※モバイルサイトは未対応)
【対象銘柄】
BTC、ETH、XRP、DOGE、SHIB、ADA、LTC、BCH、DOT、ATOM、SOL、TON、APT、SUI、BNB
【サービス詳細】
プラン | 毎日、毎週、隔週、毎月 |
積立金額 | 1,000円~200,000円 |
積立開始日 | プラン作成後30分以内 |
手数料 | 無料 |
購入方法 | BitTrade現物取引口座内日本円で購入 |
各種手数料
入出金手数料
日本円(JPY) | 暗号資産 | |
入金 | クイック入金は無料(*1) | 無料 |
出金 | 330円 | 通貨によって異なる |
(*1)ペイジー入金を除く。振込入金/ペイジー入金/コンビニ入金は振込手数料のみユーザー負担
暗号資産の出金手数料
暗号資産 | 出金手数料 |
BTC | 0.0005 |
ETH | 0.005 |
ADA | 1 |
XRP | 0.1 |
SHIB | 663550 |
DOGE | 5 |
BCH | 0.0001 |
PLT | 40 |
BSV | 0 |
LTC | 0.001 |
DOT | 0.1 |
ASTR | 16 |
MATIC | 0.1 |
DAI | 4.7 |
MKR | 0.0034 |
AXS | 1.12 |
SAND | 16.7 |
IOST | 1 |
XLM | 0.01 |
DEP | 500 |
XEM | 4 |
BOBA | 10 |
FLR | 1 |
ATOM | 0.005 |
XYM | 1 |
ETC | 0.01 |
EOS | 0.1 |
TRX | 1 |
JASMY | 500 |
XTZ | 0.1 |
COT | 130 |
QTUM | 0.01 |
BAT | 20 |
ONT | 1 |
LSK | 0.08 |
MONA | 0.001 |
SXP | 0.1 |
SOL | 0.01 |
APT | 0.01 |
TON | 0.01 |
SUI | 0.03 |
BNB | 0.0003 |
取引手数料
販売所 | 取引所 | レバレッジ取引 | |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ロスカット手数料 | – | – | 無料 |
レバレッジ手数料(*2) | – | – | 建玉ごとに 0.03%/日 |
(*2)毎営業日(祝日を含む)日本時間0:00時点の建玉保有状況を基準に判定します。日本時間0:00をまたいで建玉を保有した場合、0:00時点の価格から計算した評価額に対し、建玉ごとに0.03%/日の手数料が発生します。
BitTrade(ビットトレード)のメリット
取引可能な暗号資産の種類が豊富
ビットトレードの大きな特徴の1つとしては「取引可能な暗号資産の種類が非常に多い」という点が挙げられます。日本国内の取引所の多くは取扱い銘柄数が少ないのが現状であるため、ビットトレードは様々な暗号資産を売買したい方にとって魅力的な取引所となっています。
取引所の取引手数料が無料
ビットトレードの取引所サービスでは、すべての仮想通貨取引ペアを取引手数料無料で売買することができます。ユーザーは手数料を気にすることなく仮想通貨を売買できるため、頻繁に取引を行う方などには非常に魅力的です。
BitTrade(ビットトレード)のデメリット
取引量がやや少ない
BitTrade(ビットトレード)のデメリットとしては「取引量がやや少ない」という点が挙げられます。グローバルにサービスを展開している「Huobi Global」は取引量が多いものの、「BitTrade」は比較的新しい取引所であるため、取引量がまだ少ないというデメリットがあります。
しかし、2020年に入ってからは「Huobi Tokenの取り扱い」や「新規コイン上場投票」などといった”ビットトレード特有のサービス”が開始されているため、今後はユーザー数も増加し、取引も活発化していくことになると期待されます。