異なる仮想通貨・ブロックチェーン同士を繋ぐ”クロスチェーン”の役割を果たす技術として注目されている暗号資産「コスモス(Cosmos/ATOM)」は、今年3月頃から上昇の勢いを強めており、本日24日には過去最高値である8ドル(約840円)のラインを突破しました。
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ATOM価格:過去最高値「800円」を突破
コスモス(Cosmos/ATOM)は「Tendermint Inc.(テンダーミント社)」によって開発が進められている仮想通貨プロジェクトであり、異なるブロックチェーン・異なる暗号資産を繋ぐ「クロスチェーン」の役割を果たす技術として世界的に注目を集めています。
Cosmosの独自トークンである「ATOM」の価格は、2019年6月18日頃に800円付近まで上昇した後に100円台まで下落していましたが、本日24日にはこの過去最高値となる800円のラインを突破しました。
今年7月頃から徐々に価格上昇率を強めているATOMは、過去24時間で11.4%、過去7日間で28.4%、過去30日間で110%、過去1年間で199%の上昇率を記録しており、記事執筆時点では「1ATOM=846.12円」で取引されています。
コスモス(Cosmos/ATOM)などのような”相互運用性”を向上させるブロックチェープロジェクトは数年前から注目されており、著名投資家や専門家などからは『そのようなプロジェクトはブロックチェーン業界に大きな変化をもたらすことになる』といった意見も語られていました。
Cosmosと同様に「相互運用性を高める技術」として注目されている「チェーンリンク(Chainlink/LINK)」も今年7月時点で過去最高値を更新しており、現在は時価総額ランキング5位にまで順位を上げているため、これらの仮想通貨の今後の成長には期待が高まっています。