テックビューロ「AWS Marketplace」の登録完了|mijin Catapult(2.0)提供へ

by BITTIMES

テックビューロホールディングス株式会社は2020年9月30日に、Amazon(アマゾン)が提供しているクラウドサービス「AWS Marketplace」に、日本法人として初めてパートナー登録を完了した1社になったことを発表しました。テックビューロはこの発表にあわせて大幅なアップグレードを実現した「mijin Catapult(2.0)」の提供を開始したことも報告しています。

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「AWS Marketplace」のパートナー登録を完了

Amazon(アマゾン)が提供する「AWS Marketplace」は、Amazon Web Services(AWS)上で実行されるソフトウェアやサービスを見つけて購入し、すぐに使用することができるオンラインソフトウェアストアであり、ユーザーがソリューションを構築してビジネスを運営するために必要なサードパーティーのソフトウェア・データ・サービスを簡単に検索・購入・デプロイ・管理することができるように設計されています。

アマゾンジャパン合同会社は本日2020年9月30日に「AWS Marketplace」が日本法人のソフトウェアベンダー登録を開始したことを発表していましたが、テックビューロホールディングス株式会社は今回の発表で"同社がAWS Marketplaceに日本法人として初めてパートナー登録を完了した1社になったこと"を報告しています。

テックビューロホールディングスは「AWS Marketplace」の登録を完了したソフトウェアベンダーの1社として、汎用プライベートブロックチェーンソフトウェアである「mijin Catapult(v.2)」の提供を開始したため、「AWS Marketplace」の利用者はAWS上で同社のソフトウェアを簡単に検索・テスト・調達・導入することができるようになったとされています。

mijin Catapult(v.2)について

mijin-Catapult-Logo

テックビューロが提供する「mijinブロックチェーン」は、ネム(NEM/XEM)のプロトコルを採用した汎用型のプライベートブロックチェーン製品であり、クラウド上や自社データセンター内に企業内や企業間で利用可能なプライベートブロックチェーン環境を構築するためのソフトウェアとして機能します。

このソフトウェアは、既存のデータベースや勘定システムを置き換えて劇的にコストを削減すると同時に、改ざん不可能な高セキュリティ環境の構築と実質的なゼロダウンタイム環境を実現できるように設計されており、金融機関・電子マネー・認証システム・登記システム・ロジスティクスのトラッキングなどといった幅広い分野で活用することができるようになっています。

新たに提供が開始された「mijin Catapult(v.2)」は、従来のバージョンである「mijin(v.1)」に機能・性能・仕様のすべての面でバージョンアップを施した製品となっており、『異なるブロックチェーン間でのトークン交換や複数トランザクションの一括処理を可能にするなど、課題であった処理速度・スケーラビリティの両面で大幅なグレードアップを実現している』と説明されています。

「制限付きトライアル版の無料提供」も開始

テックビューロホールディングスは今回の発表の中で、ブロックチェーン技術の導入促進を目的として「mijin Catapult(2.0)」の設計・開発イメージをより多くのAWSユーザーに体験してもらうために、一部機能を制限した"無料トライアル版"の提供を開始したことも報告しています。

無料トライアル版の「概要」と「制限事項」に関しては以下のように説明されています。

【無料トライアル版の概要】
ノード:1台のみ(DUALモード/APIノードにHarvestを有効)
デプロイ:およそ15分程度で下記構成が完成
ライセンス費:無料
インフラ費:AWS使用料として、Amazon EC2、Amazon EBS、Amazon Route53、パラメータストアの費用は発生
リージョン:世界16リージョンに提供

【無料トライアル版の制限事項】
配置:公開ネットワークのみ(IPアドレス制限は可能)
基軸通貨発行数:2,000 cat.curency
手数料:必要
バージョン:mijin Catapult(2.0)(0.9.6.4) 固定
インストール手順:https://aws.amazon.com/marketplace/pp/B08HDPWV4L

(画像:テックビューロホールディングス株式会社)(画像:テックビューロホールディングス株式会社)

「有料エンタープライズ版」の追加ローンチも予定

今回の発表では、2020年12月に予定されているシンボル(Symbol/XYM)正式版のリリースにあわせて「有料エンタープライズ版」の追加ローンチを予定していることも報告されています。

テックビューロホールディングス株式会社のCEOである朝山 貴生(あさやま たかお)氏は「AWS Marketplace」への登録や「mijin Catapult(v.2)」の提供開始について次のようにコメントしています。

AWS Marketplaceに日本法人として初めて登録するソフトウェアベンダーの1社として、汎用プライベートブロックチェーンソフトウェア「mijin Catapult(v.2)」を提供開始できることを大変嬉しく思います。

「mijin Catapult(v.2)」はプライベートブロックチェーン環境をサポートするため、お客様は認証、通信、資産管理、サプライチェーン、金融サービス、所有権などの分野における機密性の問題を解決することができます。

AWS Marketplaceを利用することで、お客様はAWS上で当社のソフトウェアを簡単に検索、テスト、調達、導入することができます。より多くのAWSのお客様にリーチし、ビジネスを成長させることを楽しみにしています。

>>「テックビューロホールディングス」の公式発表はこちら

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