TimeTicket(タイムチケット)は2020年10月9日に、同社の100%スイス子会社である「TimeTicket GmbH」がプロのeスポーツ選手やファン同士でゲームを楽しむことができるサービス「eSportStars(通称:いぽすた)」をリリースしたことを発表しました。
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eSportStars(いぽすた)とは?
TimeTicket(タイムチケット)がリリースした「eSportStars(通称:いぽすた)」は、eスポーツのプロ選手やファンの人々が好きな選手とゲームで対戦したり、トーナメント参加・ストリーミング配信などを通じて仮想通貨「タイムコイン(TimeCoin/TMCN)」で報酬を受け取ったりことができるサービスです。
このサービスは同社の100%スイス子会社である「TimeTicket GmbH」が開発したブロックチェーン上に非中央集権型シェアリングエコノミーサービスプラットフォームを構築するプロジェクト「TimeCoinProtocol(タイムコインプロトコル)」上に構築されています。
eスポーツプロ選手も参加する「トーナメント」
eSportStars(いぽすた)のユーザーは、eSportStarsが主催するトーナメントに参加することができます。このトーナメントにはeスポーツのプロ選手も参加しているため、ファンの人々にとってはプロ選手とゲーム対戦を行う機会にもなります。
トーナメントの入賞者には仮想通貨「タイムコイン(TimeCoin/TMCN)」による賞金も用意されており、有名ストリーマーやプロ選手によるトーナメントの実況や解説も動画配信されるため、利用者は様々な形でゲームを楽しむことができるようになっています。
また今後は「ユーザー自らがトーナメントを開催する機能」なども追加される予定となっており、対応言語も現在の「日本語・英語・中国語」からさらに拡大される予定だと報告されています。
仮想通貨報酬がもらえる「eスポーツマイニング」
eSportStars(いぽすた)では、サービスの利用頻度に応じて仮想通貨「タイムコイン(TimeCoin/TMCN)」が報酬として付与される「eスポーツマイニング」が実装される予定となっています。
「eスポーツマイニング」では、大会参加・大会の主催や集客・大会の動画実況・グッズやサービス取引などに応じてタイムコインが付与され、タイムコインの保有数に応じてサービス内の特典を受けることができます。
複数の人気ゲームをサポート
eSportStars(いぽすた)では複数の人気ゲームがサポートされており、リリース時点では以下4種類のゲームが登録されています。
- PUBG MOBILE(PUBGモバイル)
- Fortnite(フォートナイト)
- 荒野行動(こうやこうどう)
- Call of Duty:Mobile(コール オブ デューティ:モバイル)
リリース時点で登録されているゲームは4種類となっているものの、ゲームは随時追加される予定となっています。
プロ選手とストリーマーの育成
eSportStars(いぽすた)は「ストリーマー」や「eスポーツプロ選手」の育成にも取り組んでいるため、今後はストリーマーやesports選手とエージェント契約を締結して「ストリーマーによる動画配信」や「esports選手の大会への参加」などもサポートされる予定となっています。
タイムチケットは自分の時間をチケットとして販売することができるサービス「TimeTicket(タイムチケット)」も提供しているため、TimeTicketのサービスを通じて”プロ選手の育成”などが行われることなども期待できます。
プロモーション契約をしているプロチーム
大会企画や対戦などのプロモーション契約をしているプロチームとしては以下3つのチームが挙げられています。
【GameWith】
「ゲームに熱中し、ゲームで繋がり、ゲームを仕事にし誇れる」新しい社会を創る為に、2018年にプロチームを結成。 国際舞台で活躍している、日本を代表するesports選手が多数在籍。
【KILLER ANGEL】
世界にゲーミングハウスを所有する日本初の女子プロesportsチーム。現在チームにはPUBG部門、VALORANT部門、ストリーマー部門の3部門があり、所属選手は大会への出場や配信活動を行いながらプロのesportsアスリートとして活動。
JapanKillerAngelはプロチームとして国内及び世界の頂点を目指すという信念のもと、数々の女性選手の中から実力のある選手だけを選抜して構成されているため、国内女性チームとしてトップの実力を誇る。
【Element Esports】
Element Esportsは、PUBG Mobileで活躍しているインドのハイデラバードを拠点とする、eSports団体。
eスポーツ分野でも進む「ブロックチェーン技術活用」
eスポーツ(eSports)は仮想通貨やブロックチェーンの活用に期待が高まっている分野の1つであり、今年6月にはイーサリアム関連のソフトウェア開発企業「ConsenSys(コンセンシス)」が米国拠点のeスポーツ・エンターテインメントNPO組織「北米大学リーグ(North American Collegiate League/NACL)」と提携して”イーサリアム基盤のeスポーツプラットフォーム”開発に取り組んでいることなども報告されていました。
また先月26日には、夢を持つ人々が自分のトークンを発行することができるファンコミュニティサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」で、eSports大会・トークンエコノミー・勝敗予想を組み合わせた新プロジェクト「iXA CUP」が開始されたことなども報告されているため、今後はeスポーツとブロックチェーンを組み合わせたサービスが日本でも広がっていくと期待されます。
TimeTicket(タイムチケット)が新たにリリースした「eSportStars(いぽすた)」の詳細などは以下の公式サイトをご覧ください。
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