Crypto.com「Crypto.org Chain(CRO)」のメインネット公開
暗号資産取引所や仮想通貨デビットカードなどといった様々なサービスを展開している「Crypto.com」は2021年3月25日に、完全に分散化されたオープンソースのパブリックブロックチェーンである「Crypto.org Chain」を立ち上げたことを発表しました。
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決済・DeFi・NFTに最適な「分散型ブロックチェーン」
Crypto.com(クリプトドットコム)は2021年3月25日に、完全に分散化されたオープンソースのパブリックブロックチェーンである「Crypto.org Chain」を立ち上げたことを発表しました。
A New Era Beginshttps://t.co/FaauJaS19Z Chain Mainnet is Live! pic.twitter.com/qO3XOwEaTe
— Crypto.com (@cryptocom) March 25, 2021
新時代の始まり
「Crypto.org Chain」のメインネットは稼働中です!
2021年2月22日の公式発表によると「Crypto.org Chain」は『決済・分散型金融(DeFi)・Non-Fungible Token(NFT)に最適な高速かつ取引手数料の安い完全に分散化されたオープンソースのパブリックブロックチェーンである』とされています。
「Crypto.org Chain」は2年以上の研究開発・2つのテストネット・1ヶ月間で2億7,500万件のトランザクションを処理したメインネット試運転を経て立ち上げられたとのことで、このブロックチェーンのネイティブトークンは「Crypto.org Coin(CRO)」になると説明されています。
Crypto.orgは先月、メインネット公開に先立ち当時の価格換算で約1兆円に相当する700億CRO以上をバーン(焼却処分)したとのことで、新しいブロックチェーンは発行時点で既に7,000以上のトランザクションを処理していると報告されています。
「Crypto.com」のCEOであるKris Marszalek氏は『分散化が重要だ』と述べており、現在のブロックチェーンは「低速で手数料の高い分散化されたブロックチェーン」と「高速で手数料が安い中央集権型ブロックチェーン」のどちらかをしなければならない状況に直面していると指摘しています。
グローバルに仮想通貨関連サービスを展開している「Crypto.com」は、暗号資産取引所・アプリ・ウォレット・デビットカードなどといった様々なサービスを展開していますが、2021年3月26日には「Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)」などの有名なミュージシャン・アーティストなどが多数参加するNFTプラットフォーム『Crypto.com/NFT』も公開される予定となっているため、今後の更なる成長にも期待が高まっています。
>>「Crypto.org Chain」に関する発表はこちら
>>「Crypto.org Chain」の公式サイトはこちら
>>「Crypto.com/NFT」の公式サイトはこちら
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2021年3月26日|Crypto.com Coin(CRO)の価格
Crypto.com Coin(CRO)の価格は、今月20日に27円付近まで上昇したものの、その後はやや下落しており、2021年3月26日時点では「1CRO=22.62円」で取引されています。
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